人は死んだらどうなるか

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ブログ 終着点の見つけ方

人は死んだらどうなるか

2020/05/29

その時、慌てないために

突然に備えておく

今回は、送る立場から考えて見たいと思います。

人は死んだらどうなるか、今の日本では8割は病院、施設等で最期を迎えます。病院で亡くなった場合(施設もそうですが)身内又は、後見人、保証人に連絡が入ります。夜中でも関係無くご遺体は引き取らなければなりません。朝までとか、葬儀屋さんが段取りつくまで待ってくれるお医者さんは少ないです。死後直ぐにエンゼルケア(病院によってそれぞれですが清拭、おむつ替え位で、施設なんかでは湯灌までするところが有ります。当然料金は発生します)を施します、その間にお迎えの段取りを求められます。

お葬儀屋さんと親しいと言う方は稀です、慌てて探して、大体トラブルはその辺で発生します。ネットで頼む葬儀ブローカー(小さなお葬式、よりそうお葬式等)は実際はお葬儀をしません、お葬儀をするのは町のブローカーと契約しているお葬儀屋さんが来ます。縁と言えばそれまでですが、良い葬儀屋も悪い葬儀屋も居ます。

最近は葬儀屋さんの質も落ちました、夜中に一人でお迎えに来て、看護師に手伝させる事が有るそうです。ひどい場合は親族にストレッチャーに乗せるのを手伝わす業者も有ります。単価が安いから?!人手が無いから?!親族には惨い仕打ちだと思いますが。

自宅か、葬儀会館にご安置します。今はやりの直葬プランでは、病院でお別れ、後は火葬場でお棺を窯に収めて終わりと言うプランが有ります。その場で骨壺を受け取り,清算して終わります。もうひとつ上のランクに成ると自宅か会館にご安置したのち、火葬場に出発する前にお別れの時間が取れます。基本お寺さんは呼べますが炉前でのお勤めだけに成ります。

後1日葬と言うのが有って通夜を省いて、本葬だけ行います。お花も付きます。30センチ位の水盤2個くらいで、これは業者によって違います。費用は大体30万円前後です。あくまでも葬儀ブローカーの値段で話をしてますが、通常の通夜、式の形を取れば40万円前後の費用が掛かります。お花が水盤4個くらいに成って大きな違いは有りません。この中にお寺様のお布施は含まれて居ません、通夜振る舞い、精進揚げの料理代も含まれて居ません。今、お葬儀代は安くなって居ます。それは葬儀ブローカー(確かイオンのお葬儀が最初に値段設定を明確にしました。その後に出てきた業者が値段を下げて今の価格に成って居ると思います)の台頭により値段が大幅に下がりました。又、明確に成ったと思います。

無事、お骨に成れば後は納骨です、いつまでもお家に置いて置く訳にはいきませんから。間に満中陰法要も有ったりします。

納骨、お墓に入るなら墓石に名前を彫って貰います、霊標が有るお墓で6万円位掛かります。竿石(お墓本体)に彫るなら価格はもう少し上がると思います。

神戸なら、須磨寺の青葉殿萬霊堂に合祀で2万円から納骨出来ます。大阪の一心寺も有名ですが、年内で締め切ると聞いています、確認が必要です。

後、一人住まいなら家の遺品整理も必要に成ります、大体ですが2DK一人暮らしなら15~20万円で全て処分出来ると思います。未だ有ります、電気ガス電話の解約、保険証の返納、役所の届け、年金手帳の返還手続き。ざっと人が死んだ後、これだけの事はやらなければ成りません。相続人が居るならしてくれるでしょうが、居ない場合、だれがするのか。それを決める事、お願いして置く事は、終活で最も大切な事かも知れません。

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