入院、手術、施設入居で必要な今後の身元保証と保証人
2019/10/26
和讃の会はこの11月で活動6年目に入ります。
当初考えて居たより、実際には未だ私達の活動は認知されていないと言うのが実感です。
一番問い合わせが多いのが、身元保証です。
その次がお葬儀、仏壇関係、お墓関係と続きます。
資料請求も含めて、本当に問い合わせは増えて居ると思います。しかし、成約率と言うか話は
出来ても続いていないと言うのも身元保証です。
原因はいろいろ有ると思います。先ず我々の活動が認知されて居ないと言う事。身元保証を垢の
他人がすると言う事に根強い不信感が有ります。
身元保証、実際に入院、手術、施設入居等が無い限り、日常生活には縁が有りません。後見人
とは違うので、身上監護の必要も有りません、日常生活していくうえで関係性が薄いと言う事も
有ると思います。
では実際はどうか、現場に携わって居る者からすれば、本当に難しい世の中に成って居ます。
入院に際しても、身内(保証人)が書く書類は確実に増えて居ます。
8月に宝塚の病院で実際に書いた書類、思いだすだけで手術の同意書、輸血の同意書、身体抑制の
同意書、ケア病棟に移室の承諾書、保険外負担の同意書、緊急連絡先、支払いの保証、身元引受
後レンタル商品の取り扱いの承諾、医師の治療方針に対する承諾書なんか有ったと思います。
前にも書きましたが、民間の賃貸入居、家賃保証の保険に入りますが、独居の場合身元保証人を
求められる事が有ります。
これは、家賃の心配と言うより万が一の時の事を考えて身元引受人を求めて居るのだと思います。
家賃の不払いより、確実に孤独死の方が損害として大きいと思います。さすがにその方面の
保険は有りません。
孤独死、確実に増えて居るから独居の入居は厳しく成るのは仕方が無いのでしょう。この問題に
関しては、後見契約の前になる訳で本当は行政が行っている後見支援センターなんかも考える
問題だと思います。
今後ますます身元保証と言う問題は、世間の話題としては問題に成らないでしょうが、施設入居
入院手術と言う事に関しては当然厳しく成って来ると考えられます。
我々の活動が認知されるように、今一度考えて行きたいと思います。