身元保証人 よく言われます、大丈夫ですか?
2022/02/28
不安なのは同じです
身元保証は成り立たない
お問い合わせが有って、最終段階に入った時、よく言われます「和讃の会は大丈夫ですか?つぶれませんか?」
はっきり言います、解りません。大丈夫とは自信を持って言えません、所詮、思いを持った人間の集まりです、NPO法人です、会社と同じですがやはり少し違います。
絶対は有りません、絶対つぶれないも、絶対解散しないも人の集まりです、新しい人が入ってきて変わってしまうかも知れません。唯、言える事は私たちには8年の実績が有ります、たかだか8年ですが、フランチャイズ制でも無く、助成金を受けるでなく単独でやっている団体では結構古い部類に入ります。
私たちはNPOです、一般社団法人では有りません。一応神戸市に申請、認可された団体です、法務局に登記を済ませただけの団体では有りません。
毎年の活動報告も決算も神戸市役所で閲覧出来ますし、このホームページにも記載されています。又、勝手に解散、やめる事も出来ません、或る意味我々の活動には行政の目が光って居ます。
とはいえ4,5年前に成ります。ライフ協会問題と言うのが有りました。ライフ協会は公益財団法人(我々は県、政令指定都市の認可団体、公益財団は国の認可団体)でしたが、預託金2億8千万を使い込み総額12億円の負債を抱えて倒産しました。この事で身元保証を請け負っているほかの団体は多大な被害を受けました。我々も過去に詐欺師と言われた事も有ります。
弊会でも預り金は有ります、個人の事情に依りますが、少ない人で12万円から100万円を超える金額を預かっています。総額ですがこれも明らかにしています。それでも他人の身元保証をするのは信じられないと思う方が居るのも事実です。全くの他人、法人に身元保証を頼むのは確かにリスクは有ると思います。
しかし、保証する方にもリスクは有ります、契約が終わって直ぐに末期がんが解った方、知り合いの紹介で入会頂きましたが、頑なに預り金を入れてくれずお亡くなり成った方、人それぞれです。
唯、我々を必要とされる方は間違いなく居ます、単に身元保証の関係だけでなく契約身内として、この業務は続けていかなければと考えて居ます。身元保証、それだけで働く事が多いわりに利益の出ない業務です。これからも忙しくなると考えて居ます、世の中としてはこういった業務が忙しくない方が良いのでしょうが、きっと忙しく成ります。未だ8年目です、実績としては少ないのでしょうが続ける事が必然だと考えます。