身元保証、粛々と
2025/07/05
いつの間にか梅雨が明けて、それでも蒸し暑い日々が続いています。体調を崩される方も多いのではないでしょうか。
和讃の会では、身元保証から万が一のお葬儀、遺品整理から納骨まで、終活全般を請け負っています。
前回書いた、Sさん5月30日に入院しましたが6月14日に旅発たれました。
見送ったのは和讃の会でご縁の有った職員だけでしたが、明石のあざれあ会館で浄土真宗の作法により送らさせて頂きました。
生前の本人の意志により、お世話に成った神戸大学病院に献体したい旨聞いて居りましたので、連絡を取ってお迎えに来ていただきました。
「お疲れ様」は未だ言いません、若いお医者様のお役に経って、帰って来られ時改めて言う事にしましょう。
同じ時期、施設で肺炎を患い、旅立たれた96歳のNさん、可愛らしいおばあちゃまで、訪ねて行くと車椅子でいつも手を合わせてお迎えをしてくれました。
最近少し弱っては居ましたが、施設の方も驚くほどの突然の事でした。この方も葬儀を終えて、今和讃の会の事務所の阿弥陀様の横に居てもらって私たちの仕事を見て居られます。
四十九日を過ぎれば須磨寺に納骨させて頂きます。
長い事、パーキンソン病と戦って居られたFさん、施設から1週間ほど前、看取りに入ると聞いて居りましたが昨日、旅立たれました。この方は諸般の事情により、お金は無いのですが、理事会の承認のもと明後日、簡単なお葬儀を行う予定です。お骨は最終、須磨寺さんにお世話に成ると思います。
身内もいらっしゃいます、ただそれぞれに事情が有り、私たちはその中で最善と思う事を淡々と行ってまいります。
46歳と言う若さで、癌を患い旅発たれたIさんの奥様、残されたIさんは未だ50代です。お子様は居ません。うちの理事の知り合いの方ですが、今後の事を考えて和讃の会に入会したいと問い合わせが有ったそうです。
終活に於いて、お葬儀は大事な事です。費用の問題も有りますが、独居の方にしてみればお亡くなりに成れば誰かが、その方の意志を継いで、本当の終活「死後事務」をしなければ成りません。
後見人はその方がお亡くなり成れば役目は終わります。
問題はその後です。
我々は生前に本人と何度も打ち合わせをします。時に冗談を交えて万が一の時の話をしています。身元保証契約に、死後事務委任契約も併せてします。
それと医療介護等に関する「いざと言う時の意思表示」もサインを頂きます。気持ち的にかなり不安にさせるかもですが、例えば、IVH、胃ろう、経鼻経管栄養をするのかしないのか、カテーテル留置はするのかしないのか。
今回のKさんも、人工透析が必要と成りましたが、今回は本人の意志がはっきりしており医師の説得にも我々の説得にもはっきりと拒否されました。しかし、本人が意識が無い状態で、だれが判断するのかとなった時、意思表示は重要に成って来ます。緩和ケアについても話が出来ましたので、希望通りに行いました。
大変かもですが、自分の最後のあとの事も決めて置かなければ成りません。亡くなればすべてが終わりでは無くその後に決めて置かなければ成らない事は結構有ります。
そして誰が実行してくれるのか、身元保証人はする事が多岐に渡ります。