これも身元保証人の仕事
2026/04/12
お買い物からお食事まで
契約身内と言う考え
この4月、ニュースには成りませんが後見制度の見直しが行われます。現状の後見、保佐、補助が、後見、保佐が無くなり補助(特定補助人)に纏められます。又、任意後見に付いても、任意後見人の事務の監督の開始が検討されて居ます。これは申立権者の範囲が非常に微妙です。考えように依れば任意後見の優位性が危うくなる気がします。
もう一つの問題は特別代理人の追加です。銀行、不動産が後見申し立ての特別代理人に成れます。これは今ある社会的な問題の解決には大きく関係するとは思うのですが、個人の財産はどう守られるのでしょうか。未だ詳しくは情報が無いので、アンテナを張って注目したいと思います。
それとは関係なく、和讃の会は身元保証をやって居ります。身元保証とは単に、債務保証だけでは無く当会では日常生活支援、生前事務委任契約も併せて契約をしています。その事に依って私たちは、会員様の日常の身上看護(監護)もします。介護の申請から、各手続きまで。やる事は多岐に渡ります。
しかし、それはヘルパーさんの仕事では有りません、ケアマネの仕事でも有りません。保険や鍵、通帳、カードの紛失、それに伴う再発行手続きや、本人の承諾を経て金融機関や保険会社と交渉もします。高齢者にはなかなか厄介な仕事です、それでも年齢や状況から考えて、意味の無い保険を継続して払っている方、結構居ます。それを説明して納得させて解約の手続きを取る事も有ります。
癌末期で、現在ホスピスで暮らすHさん。年末の段階では余命2か月と言われましたが、まだまだ元気です。それでも流石に車椅子に成りましたが、楽しみのお買い物です。
前日からビッシリ、メモ用紙に欲しいもの書いています。それを持ってこっちが安い、ちょっと少ない、文句は言いながらですが楽しそうです。
その後、恒例に成って居ますが、私たちスタッフを伴って食事に行きます。Hさん自身は殆ど食べません。大好きなレモンサワー⁈⁇をおいしそうに飲まれます。体調が良ければ3杯ほど飲まれます。本当は止めるべきなんでしょうが、職人気質のHさん、本当においしそうにお酒を飲まれます。
来月は焼肉にするかと、仰いましたがそれも又楽しみです。
時を同じくして、80代後半の女性のSさん。ヘルパーさんが体調の変化を感じ、病院に連れて行ったところ早期の乳がんが発見されました。幸い悪性でが無いとの事で年明け早々に手術をする事に成りました。
本人は嫌がって勝手に病院に手術のキャンセルの電話を入れたりして、予定より少し遅れましたが、無事に手術は終わりました。
Sさんには、和讃の会の副理事長がお世話に成ってます。通院の度にお食事をごちそうに成っています。「若いから」と2人前注文されて。びっくりなのはSさんも小さな身体で2人前食べます。
一人で生活は出来ますが、若干物忘れも酷くなって来ています。東京に居る姪御さんと本人と交えて通帳は和讃の会が預かって必要なお金は和讃の会が立て替えて、翌月口座から引き落とすようにしています。誰も通帳を触らなくても良いし、口座引き落としをする事で、常に出たお金を見える様にしています。お金を持って行く、その時に日常の変化も見る事が出来ます。
施設では無く、自宅で一人で生活をしている高齢者の方、結構居ます。全てを行政、地域包括で把握する事は難しいです。費用は掛かりますが、我々民間の身元保証業者が今後、積極的に係わる事を期待します。単に債務の保証だけでは無く生前事務、日常生活自立支援、死後事務に関しては誰がやるかやれるか、大切な問題に成って来ます。
契約した身内、高齢者の保証人にはそれが求められて居ます。