NPOですが身元保証だけでなく、お葬儀もします。
2019/09/11
私達は終活屋を自負しています。当然お葬儀もします。お葬儀をしますと言っても、業者に
丸投げでは無く私達が葬儀屋経験者ですから携わります。
お葬儀は大変で、それが元で終活を始めたと言う方は結構います。
(東灘 無量寺会館)
昨今の、お葬儀業界色々大変みたいです。ネット社会に対応している様で全く対応が取れて居ない
のがこの業界です。
小さなお葬式、よりそうお葬式などネットフリークが席巻しています。生協、農協、イオン
後、互助会に携わって居ない個人の会社は大変な時期に来ています。
併せて家族葬、直葬(これを作ったのはお葬儀屋さんですが)の時代に入り、併せて働き方改革で
特異な葬儀屋の勤務体系が保ち辛く成って居ます。夜間待機、時間、時期に関係なく仕事は
発生します。その時に、親族に寄り添って意向を伺うのは大変です。夜中で有れば明日にするのか
通夜をいつにするのかで、それこそ30時間寝むれない事はザラに有る事でしょう。
若い人たちが敬遠します。高齢化も始まって居ます。
対策を立てない処は当然淘汰されて行きます。そんな大変なお葬儀をNPOですが和讃の会
ではやって居ます。
(東灘 無量寺会館)
葬儀屋さんと少し違うところは普通の式も有りますが、全く身寄りの居ない場合も有ります。
(須磨区 市営住宅自宅)
エンディングノートに書かれた約束通り、お寺を呼んで、和讃の会のスタッフとヘルパーさん
だけが見送る場合も有ります。
又、身寄りも無くお寺も呼ばない場合も有ります。
(旧和讃の会事務所にて)
本人の希望は、取りあえず花をいっぱいにして欲しいとの事でした。こんなお葬儀はたぶん
お葬儀屋さんには出来ないと思います。花屋も含め、スタッフだけで送りました。お骨は
本人の希望により、一心寺に納骨させて頂きました。
勿論遺品整理も納骨も、私達がさせて頂きます。お葬儀の形はそれぞれだと考えます。
家族葬の時代に、ピアノの演奏をする葬儀が有ります。祭壇の横に、訳の分からない名前を
付けてお花を飾るお葬式も有ります。
故人の尊厳を守る為と祭壇の花を切らないお葬儀も有ります。
私達は思います、お葬儀は人が全てだと。一番大切なのはスタッフです。気配り目配りが
お葬儀屋さんにとって一番大切な事ではないかと思います。私達は会館を持ちません
負け惜しみと取られるかもしれませんが、立派な会館や、祭壇は無しであっても
お葬儀は成立します。
場所の問題なら探せば良い、お金の問題なら方法はいくらでも有ると思います。
(東灘区 無量寺本堂)
(長田区 蓮宮グリーンホール)
お葬儀は終活で重要なエレメントです、でも全てでは有りません。やがて迎えるその時の
前後を考える、それが終活屋だと考えて居ます。人の終活に携わるならこれ位出来て当然と
考えます。なんでも業者に任せるならブローカーと変わりません。
NPOですがお葬儀もします、余談ですがスタッフに浄土真宗本願寺派の僧侶も居ます。