コロナウイルス騒動、終活の形を変えてしまうかも
2020/04/26
業界全体を襲う不況
終活業界は大変です
なかなか収まる気配のないコロナウイルス、我々NPOですが終活に携わる立場として影響を受けています。先ず講演会が全く出来ません、老人ホームにも行けません、病院はもちろんです。戸別訪問も、やはり時期的には緊急で無い限りお伺いする事は自粛させて頂いています。2月下旬から活動が出来ていないのが現状です。
しかし大変なのはお葬儀屋さんです。昨今のネットブローカーの台頭により、売り上げが大幅に下がって居るのにコロナウイルスの関係で、神戸市では斎場が人数制限を言ってきています。火葬場に来る人数を10名までと発表されました。20人~30人集まる予定のお葬儀でも式の流れでここから10人だけと成った場合、親族間で選別するのかとなります。もめる位なら子、孫だけで送ろうと成ります。供養品は出ません、食事も有りません。80~100万の予算が20~30万に成ります。そうなれば普段からお付き合いの無いお寺さんをわざわざ呼ぶでしょうか。
それでも気になると言う人はお坊さん便、てらくる等のネットブローカーに依頼すれば読経の内容は別として形だけは取れます。式からお寺さんまで、スマホで解決します。これが長期化してお葬儀の形の定番に成った時、多くの葬儀屋さんが廃業に成ると思います。関連する料理屋さん、花屋さん、供養品屋さんも影響は有るでしょう。
先週、墓石屋さんと打ち合わせが有りました。今、週休4日に成ったそうです。全く仕事が無い、本来の休みプラス2日の休み、給料は削られます。幼子を抱える40代、我々もなんとか仕事に成ればと動いています。お世話になってる顧問弁護士さんも暇だそうです「裁判どころやないのかもなぁ」
予想は専門家に任しますが、素人としても今までに無い危機感は感じています。オイルショック、リーマンショックの比では無い感じがします。飲食業界も大変かと思います。しかし私たちが携わっている終活に関する業界も大きく変わる気がします。