後見人が必要ですか?保証人が必要ですか?

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後見人が必要ですか?保証人が必要ですか?

2020/11/20

未だ認知されてない任意後見契約・事務契約・死後事務委任契約

あなたに必要な契約

兵庫県下ではコロナウイルス感染者が連日100人を超えて、一昨日が最高の132人、本日が131人と間違いなく第3派が訪れている様です。今訪れている複数の施設も間もなく全面面会は出来なくなるでしょう。この時期、和讃の会では、2件の入居を抱えて居ます。1件は入居済みであとは書類の手続きだけに成りましたが、もう1件は25日に入居予定です。どうかその頃に落ち着いていればと願います。

我々の活動がつくづく認知されていないなぁと、今日携帯の買い替えに行って感じました。委任契約の正本をもって行ったのですがどうにも理解されません。委任契約をしている方の委任状をもって来いと言われたときは正直、どういえば良いか考えました。本部に電話して長いこと待たされた挙句、本人を連れて来いと言われたのでその店は離れました。大手家電販売店の中の携帯ショップの事ですが、実際金融機関でも問題は有ります。公正証書を読んで理解してくれるところ、支店サイドでは判断出来ず、とりあえず断る所、それぞれです。任意後見人は後見人では有りません(将来後見人に成るというだけです)しかし、本人の意思確認が取れて、委任契約が通用しない世の中(委任契約自体を理解していない)も困ります。その辺の認知を広めなければと思います。知っていないと損をします。

最近入会頂いたAさん80代男性、奥さんと別れ現在独身、万が一のことを考えて身元保証を申し込んだのがライフ協会。破綻して、100万円の出費に対して25万円ほどしか返って来なかったそうです。次に、行政のある窓口に相談に行って我々の間では有名な団体を紹介されたそうです。そこの司法書士に相談に行って言われるままの任意後見契約、遺言書作成、、いつの間にか証人と称して司法書士の先生が一名追加されていました。大阪の成年後見サポートセンターも入っていて本人は任せっきりの公正証書作成。しかし一番大切な問題は解決していません、万が一の時、保証人はどうするか?緊急駆け付けはどうするのか。そのことに関しては何となく濁されたそうです。Aさんは高齢で、大病も患いましたがもしっかりしています。介護認定は下りません。つまりヘルパーさんもケアマネも付いていません。彼を見守るのはマンションの見守りサービスだけです。その見守りサービスの緊急連絡先に司法書士の先生は成ってくれません。万が一の入院の時、利益相反に成るからと保証人も身元引受もしません。そのくせ死んだ後は小さなお葬式(ユニクエスト)に任せると公正証書に書いて有りました。

Aさんの心配は財産のことより死んだ後の事より今をどうするかです、その事に対して明確な返事は有りませんでした。公正証書遺言は公正証書を持ってしか撤回できません。再び公正証書を作成して、遺言、任意後見契約を撤回しました。費用総額150万円(内預り金役85万円)

もうお金が持たん、そう言って和讃の会に入会しました。

和讃の会では保証人にも対応します、公的施設に入居の場合個人補償が求められますがそれにも対応します。元がお葬儀屋さんです、夜間の駆け付けもします。万が一の時も葬儀屋に任せるのでは無く、和讃の会が迎えに行きます。私たちが結んでいるのは任意後見です、本人の意思が有ります。どうしたいかの判断は本人に任せます。そう考えればAさんに必要なのは後見人や、財産管理より先ず保証関係をどうするかという事です。元気と言えども過去に大病を患っています、優先順位を考えれば身元保証、身元引受、任意後見、財産管理、死後事務の様な気がします。これは個々の立場に依って変わって来ます、これが正解は有りません。日常生活を見ているヘルパーさんや、ケアマネから依頼が有ってまずは任意後見と言う方も居ます。遠方に身内が居て身元保証だけと言う方も在ります。

講演会でこの辺の事をお話ししたいと思いますがコロナの関係、なかなか集まるのも難しい状況です。いつでもお電話を下さい。事務所に来て頂いても結構ですし依頼が有ればコロナ対策を取って訪問もします。、必要なのは後見人ですか、保証人ですか。大切なのは身元保証の気がします。

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