問題は、現場に有る

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活動報告ブログ 終着点の見つけ方

問題は、答えは、現場に有る

2023/06/10

親身とか真心とかカタログには好きに書けます

会ってみる、話してみる

現在お世話を開始した80代の男性、支援1の状態ですが私の目には介護2~3と言ったところでしょうか。もともと職人さんで、きっちりとした真面目な方です。それでも金銭管理に若干の不安が有り、ケアマネが心配して和讃の会と繋がりました。

認知が少し始まって居て、現状一人暮らしは厳しい状態に有ります。電気と電話とガスと、止まる直前でした。家賃も2か月ほど滞納して居ます。何とかしなければ成りません、と言うか、何とかしました。

後は施設の入居に際して、今の年金額ではちょっと無理が有る様に思います。これも何とかします。何故か、本人が前向きに何とかしたいと考えて居るからです。一人暮らしのわりに部屋もキレイですし、間違っていますが、帳簿も付けて居ます、領収書も管理できています。認知に成っても、その前に安心した生活を提供しなければ成りません。

みんなの後見センターにも問い合わせが有りました。ご主人の認知の具合と後見制度についての不安が有ると言う事でネットで色々調べて居られるみたいです。それでも満足な解答は得られなっかた様です。状況電話で聞いただけですが、任意後見で今のところ大丈夫かと思われます。それでも一度会ってご主人と面会してから考えましょうと電話を切りました。

インターネットの普及で誰でも情報を得られるように成りました。耳障りの良い宣伝文句が一杯有ります。玉石混交、決して良いものだけでは有りません。

後見、任意後見、身元保証、それぞれ業者が居て、立場によって進める事も違ってきます。先ず会わない業者は外すべきです。後見契約に於ける後見人によくある事です。被後見人に会おうとしません、何故なら彼らは裁判所の判定が全てで被後見人の介護の状態、認知の進み具合には興味を持ちません。会わずに全財産を預かる預けると言う行為が裁判所と言うひとつの信頼のもと行われています。裁判所が全てで、被後見人の人生とか現状に関して興味を持ちません。

解答は現場にしか有りません。その答えに対する問題も現場にしか有りません。裁判所と言う先生も問題は見て居ません。生徒が書いた陳述書や、申し立てに対して、つじつまが合えば〇を出します。現場を見て居ない生徒が書いた申立書を現場を見て居ない先生が〇✖を判定します。この様な事は身元保証でも有ります。単純に入院、施設入居の債務保証だけでは無いのです。

正しい解答を得るには問題(現場)を何度も何度も見る必要が有ります、個々で解答は変わって来ます。後見か、保佐か、補助か、任意後見か、それとも身元保証だけで良いのか。

答えを出した後でも、何度も問題を読み返す、終活の解答の出し方はそれしか無いと思います。

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