身元保証 今後も増えて行くんだろうな
2025/02/23
近くのNPO
遠くの親戚
神奈川に男性から問い合わせが有りました、兵庫に居るお父様の、生活支援について。
本人は脳梗塞を患っていて、会話に難が有ります。介護認定は3、歩行は可能と言う事でしたが、面会した時は車椅子の移動でした。
施設の要望としては、近くに誰か動いてくれる人(キーパーソン)が居て欲しい。
施設としては当然だと思います。例えば担当病院に無い受診科目が発生した場合、施設がそこに連れて行かなければ成りません。支払いも立て替えなければ成りません。
担当者会議も、キーパーソンが居ないと結論を得る事は難しい事が多いです。安全を思ってベット柵大きくすれば、転倒するからとヘッドギアを装着させるのも、身体拘束に成ります。そこで誰が結論を出すのか。もちろん本人の意志が全てですが、往々にして本人が理解できない場合が多いです。安全を最優先する時、誰かが現状を把握して結論を出さなければ成りません。
その役目は親族に廻りますが、その事だけで会社を休んで施設に来ると言う事は難しいでしょう。誰かが代わりをしないと成りません。
東京に居る娘さんが兵庫のとある施設に居るお母様、高齢ですが支援2、毎月の支払いが大きく預金もそこを突きました。安い施設に代わらなければ成りません。では、兵庫に休んで来て施設を探して転居させるには時間が有りません。
和讃の会に相談が有って、先週近くのケアハウスに引っ越しをしました。全てワンストップで終わらせました。
病院の地域連携室からの相談も増えて居ます。緊急搬送されれば病院は受け付けます、しかし問題はその先で支払いをどうするか、リハビリ病院に転院させるにも受け入れ先は身元保証人、身元引受人を当然求めてきます。
施設、病院を探せてもそこから先は動けなくなります。本人にとってどうするべきか。解って居ても動けないのが現実では無いでしょか。
今後もこのような案件は増えて来ると思います。ますます親族の負担は増えて来ると思います、施設、病院の負担は増えて行く一方です。
求めらるサービスの形は、意外とハッキリ見えて居るのではないでしょうか。