身元保証と後見契約

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身元保証と後見契約

2025/02/25

地域連携室の皆さんへ

時間の問題

今月、こんな案件が有りました。ひとつの施設に西の病院からひとり、東の病院からひとり、入居の為の身元保証の申し込みが有りました。

どちらも面会しましたが、認知と言えば認知かな?お二人がたまたま年齢は違いますが、似た境遇の男性です。西の方は、大家さんが面倒を見ていたらしく、施設に入るならもう面倒は見れないと、和讃の会にケアマネから依頼が有りました。面談して、事情を理解して契約書に署名捺印、入居に至りました。

東の病院の男性、行き倒れて、緊急搬送、保護課が動いて生活保護の申請をして受理されているらしいのですが、どこが行ったかは解りません。市町村申し立てで、後見人を付ける様に成って居るそうです。

その事で当然の様に、病院、その他施設の手配は止まって居ました。去年の10月に申し立てて、今年の7月に後見人が付く予定との事ですが、病院はすぐに出なければ成りません。

ただ、状況は先ほどの西の病院の男性と変わらず、話は飛びますが、銀行のキャッシュカードの暗証番号も解るそうです、地域連携のスタッフが本人を連れてお金をおろしたそうです。名前も書けます、理解のほどは何とも言えませんが、施設に変わる必要性を話せば、充分理解はします。

本当に後見の申し立ては必要だったのか、今後は必要な場合も出て来るでしょうが、現状の判断能力で、本当に後見人は必要だったのか、後見人が付く事は問題は有りませんが、大手の病院だから構わないのかも知れませんが、街の病院で支払い関係が、後見人が付くからと9か月も止められたら耐えられるのでしょうか。

今回施設の依頼で、ボランティアで和讃の会が保証人に成って施設に入りました。後見人が付けば和讃の会も請求を起こしますが、それまでは一切本人のお金を触る事は有りません(本当は、本人の意思確認が出来るので問題は無いのですが)

別件ですが、東京に居る息子さんから兵庫に居るお父さんの身の回りの事(施設との打ち合わせ、入院等)を先週依頼を受けた男性88歳、今週偶々ですが入院しました。

入院手続きは和讃の会は成れたものです。

来週、案件でした80代の男性、これも違う病院の地域連携からの依頼ですが前回、難色を示していましたが、担当と話し合った結果、もう一度話を聞きたいと来週、病院に再訪します。

話し合いが出来ます、意思表示が出来ます。この場合、後見人は付きにくいでしょう、必要なのは家族に代わって書類や身の回りの事(レンタル用品や、テレビの事も入院に際しては大事な問題です)する人間が求めらて居ます。

それが後見人なのか、身元保証人なのか。

本人の意志が確認出来れば、身分行為も事実行為も身元保証人、任意後見人受任者で出来ます。

後見申し立て、今一度慎重に考える時期では無いでしょうか。

 

 

 

 

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