身元保証と後見制度

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身元保証と後見制度

2025/03/15

市町村申し立てその後

後見人が付かない

今、和讃で抱えて居る案件で、別々の市町村ですが、後見人が付くかもと言う案件が2件有ります。どちらも市町村申し立て案件ですが、どちらも疎遠の子供が居ます。

一つの市町村は、子供が出てきたなら市町村申し立てはしないと結論が出ました。では、どうするか、息子さんと施設と、地域包括と、和讃の会で今後に付いて話し合いを行います。

すでに本人さんは施設に入居して居ます、本人と面会、身元保証の必要性、施設入居の必要性を話して、和讃の会で生活支援も含めて、面倒を看るからと本人からサインを頂いて、身元保証契約に至って居ます。施設入居前、後見申し立てにより、それまで縁の無かった息子さんに連絡が言ったのでしょう。初めて現実を知ります。

後見の申し立てに関しては、息子さんは意味も理解して居ません。その状態で、後見の申し立てをされています、貴方が居るなら後見の申し立てはしませんと成りました。

全く理解できていない状況で来月話し合いをします、先ずは状況説明からです。結果後見人は付く必要性は無いと思います。

 

もう一つの案件も、市町村申し立てで、これも別れた奥さんと娘さんに連絡が入ったそうです。和讃の会に娘さんから連絡が入って説明させて頂きましたが、理解には少し時間が掛かるかなと、思います。こちらは生活保護でしたが、3月1日で生活保護は打ち切られて居ました。

施設としては、今後の支払いに関してどうなるかは、大切な問題です。でももう保護課は関係有りません。

この方も、身元保証の必要性を話して、直筆でサインを頂いて、生活支援、身元保証保証契約を結びました。保護課の女性が申し立て中だから、全ての金銭を触るなと言いました。

申し立てで未だ、後見人が付いてない状態で支払いを全て止めたら、この人の生活はどうなるのでしょうか。

まぁ少額なら和讃の会で立て替える事は珍しく有りません。後でグズグズ言われるのは叶いません。

現在施設に入って、普通に生活をして居ます、後見人が付くかどうかは、去年の10月に申し立て、今年の7月に結果が出るそうです。後見人が付くのか、楽しみです。

結果、二人とも施設に入居して落ち着いて生活は出来て居ます。ただ、今後の生活に関しては息子さん、娘さんと詰めた話をしなければ成りません。

子供だからと言って、全ての責任を負う必要は有りません、それでも会いたいと思うのは自然な感情かと考えます。

後見の申し立て、これから市町村申し立てが増えて来ると考えます。申し立て、それは悪い事では有りません。

ただ、介護の現場ではかなり厄介な問題で有る事は、間違いありません。

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