終活、大切なのはお葬儀より死後事務委任契約

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終活、大切なのはお葬儀より死後事務委任契約

2020/02/27

月初め、理事長の知り合いの方からお電話が有りました。友達が無く成った。

夜中の2時の事でしたが、駆け付けると生活保護を貰っているらしい、一人暮らしで身内が居るらしい

としか解りませんでした。

本人の所持金は2千円、支払いをどうするのか決まらないまま取りあえず会館にお連れしました。

 

故人さんは、生活保護を受けて居ませんでした。

癌を患って居ましたが、申し訳ないと働きに出て、生活保護を自ら打ち切っておられました。

 

昭和世代の男の意地、見たいなものでしょう、生活保護を受けて居る自分が許せなかったのだと思います。遺品整理をする中、生活は決して楽では無かったと推察されます。真面目な方と聞くと、見えない処で一人、無理をして居たのではないかと思います。

 

お身内さんは、居ました。複雑な関係で腹違いの妹さんと、又腹違いの弟さん。今回は妹さんがお金を出してくれました。

お花を手向けての簡単なお別れのお葬式。

それでも費用、約12万円は掛かります。問題は、全くと言っても良い縁の薄い兄弟の遺品整理です。

市営住宅に住んで居られましたが、お母さんが亡くなるまで同居していたと言う事で、男一人の生活にしては荷物が多いです。2DK,知り合いの業者に泣いて貰っても28万前後、今回和讃の会が出来るだけごみを片付けると言う事で20万円で話を付けました。

 

妹さんは東京の方です、気の毒なので事務的な事は出来るだけ片付けようと思いましたが、今回故人さんと、和讃の会はなんの関係も有りません。せめて後見契約(任意)死後事務委任契約が有ったなら、妹さんのご負担はもう少し軽減できたかと思います。

 

会を立ち上げて6年目、私達が危惧して居た事が現実に起こりだしました。今回、依頼をしてきた人と、故人さんは宗教哲学のサークル(こういう言い方は正しくないかもです)の知り合いです。

今回はそのコミュニティの中で解決しようと努力はして居たみたいですが、実際妹さんが費用を出さなければ、葬儀はままならなかったと思います。遺品整理も本来は手を付ける事さえ出来無かったと思います。納骨、お墓、その他支払い、結局決めて居なかったら、誰かがやらなければ成りません、結局妹さんが、すべてを被って終わらせます、それが終活です。

こういう言い方は良く無いのは解って居ますが、正直に言えばお金が有る人はどうにでも成ります。本人が望む、望まないは別にして最後まで形には成るでしょう。しかし、数百万の財産が有る方は失礼かもですが、そんなには居ません。お年寄りがお金持ちと言われたのはもう昔の事で今のお年寄り、結構大変です。

そこに、財産分与がどうとか相続が大変だから終活が必要と言われても、誰も自分の事と置き換えては考えられないと思います。

でも、終活とはそう言う事です。遺品は整理しなければなりません。保険も年金も、返さなければ

結局世間に迷惑が掛かります。

お骨、お墓、仏壇、普段はそんなにお金が掛からない物です、いざ仕舞うと成ればとても大変です。

仏壇、ごみでは捨てられません。業者によれば引き取らないか、小さな仏壇でも高額な費用が

掛かります。

お墓も、普段お金は掛かりません、年の管理費も僅かです(民間、寺墓地では高額な場合も有ります)

唯、墓仕舞いと成れば少なくとも、20万円は掛かります。6㎡クラスなら40万円は掛かります。

終活とはそれらすべてを含みます。やらなければ結局誰かがやらないといけない訳です。

時に行政が、或いは円が遠くてもお身内さんか、やる事は多岐にわたります。

 

後見人、今までの概念は捨てて、今後はこういう事も起こって来ます。身上監護と財産管理、

主な仕事はこの2点です。しかしそれだけでは無く後見人には、契約身内としての働きも求められて

来ると思って居ます。終活に欠かせなくなって来ると思います。

終活、お葬儀の事より、その後がもっと大変です。そのことに関してはお葬儀屋さんも、司法

書士さんも、あまり語りません。

一番大切なのは、死後事務委任契約かもしれません。

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