入院と身元保証

お問い合わせはこちら

ブログ 終着点の見つけ方

入院と身元保証

2020/02/05

昨今厳しくなるなと、思って居ます。入院、手術に際しての書類関係。

昨日、明石に在住の86歳の男性から依頼を受けまして、病院に同行させて頂きました。
本人は、傍に居るだけで良いと言っていましたが、病院からすれば、独居の人の手術に際してやはり身元保証、身元引受がはっきりしないと受けられないのが本音かと思います。

私には何も言って無かったのですが、糖尿を患い、過去にがんも患い、脊椎の手術をして居て今回、脊椎を再び手術をします。年齢から考えればかなり厳しい状況ですが、本人は希望しています。
病院が躊躇するのも解ります。それでも本人が望むならしない訳には行きません。

愚痴になりますが、本人は身元保証契約に迷っています。勿体無いと思う気持ちも解りますが受ける方からすればかなりリスクが高いです。
上手くいけば良いのですが、最悪の場合も十分考えられます。可能性としては痛みが取れても車椅子が離せられない生活に成る可能性もかなり高いです。
そうなった場合、当然現在のケアハウスでは対応できないですから、特養も考えて於かなければ
成りません。
86歳、かみ砕いて話したつもりですが、少し理解されて居ない気がします。厳しい事を言った
かも解りませんが、それが現実です。

特養でも、病院でもそうです、身内が居てこういう言い方はよく無いかも知れませんが、まめに来てケアマネや担当と話をするところ、後見人が居て、監視が行き届いている人と、全く身寄りが近づかない、病院や特養に任せきりの人、身内が居ない人、扱いに差が付くのは当然かと思って居ます。病院も特養もどこも人手が足りません。優先順位が付くのは仕方が無いと思います。

今回も、私が話を聞いて思ったのは、病院(神戸の公立病院です)は、手術をしたがって居ません。
状況から考えて仕方が無いと思って居ます。病院を攻める訳にもいきません、だからと言って、痛いのを我慢しろと言うのも酷です。

要は本人の認識次第なのですが、未だ自分は大丈夫と思って居ます。
このままでは何も進まないのですが。

身元保証、身元引受がはっきりしないと病院は、手術はしないでしょう。
病院が病気やけがを治すのは当たり前です、しかし今は万が一の責任の所在がとても重要な世の中
に成って居ます。
前も書きましたが、病院や、施設の方が今は弱いのです。
難しい手術、難しい患者は敬遠されます。特養でも、痴呆が進み夜間、俳諧が酷く成った場合、病気にして、病院に送る場合も有ります。病院なら容態に応じて睡眠薬を与える事も、身体拘束も出来ます、それが現実です。

17日、再度入院前の検査が有ります。私達はそれに同行するなら、正式に身元保証契約をお願いして居ます。契約が終わって、身内(この方は弟さんが居ます)と連絡が取れる様に成って初めて契約は成立します。そうで無ければ今回、私達は身元保証を辞退するつもりです。

私達はNPOです、積極的に生活困窮者に対応して行きます、但しこんな場合も有ります。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。