お寺さんへの提案
2016/05/23
昨日、京都の本願寺でスクーリングを受けてきました。二日間で教学、お経の試験、レポートの提出等をします。
その時、最初に班に分かれて皆で自己紹介をしました。大半がお寺さんの御子息、令嬢の方です。自己紹介をしながら皆さんがおっしゃいます。年々檀家さんが減っていく、それで大変だと。集客(この場合言い方が違いますよね)の為色々苦労を為さっておられる様です。
前にも書きましたが、お寺さん、仏壇屋さん、お墓屋さんはこれから受難の時期に成るでしょう。若い力が何とかしようと考えるのは良い事だと思います。
そこで私は提案させて頂きました。
お寺さん、身元保証をしてみれば?後見人に成ってみれば?お葬儀、やってみれば?お仏壇売ってみればと。
先ずは檀家さん、独居の方がいらっしゃるのでは無いでしょうか。夫婦だけの檀家さんも居るかもしれません。
我々業者に墓終いの話が来るのは不思議に思います。仏壇終いの話もお寺さんが例えば浄土真宗なら大谷廟、真言宗なら奥の院、永代供養の話も出来ると思うのですが。
それで後のお位牌なんかの事は、お寺さんが菩提寺に成って管理する、私は当たり前だと思います。
ついでにお寺と言うハードが有るのですからお葬儀もやってしまいましょう。火葬許可書もそんなに難しい書類では無いですしお寺さんが動いてはいけない事でもないでしょう。
花屋と霊柩車を手配すればお寺で十分できます。人、料理の手配も、供養品も一度やってしまえばそんなに難しいとは思いません。
こんな提案をさせて頂きました。もっとも私がお寺さんは、嫌いや!の言葉で自己紹介を始めましたから、あんまりよい印象は持って貰えなかったのかもしれません。
只、本当にお寺さんがそこまで真剣に動けば、葬儀屋さんの脅威に成ると思います。正しい競争が始まって良い事だと考えます。
葬儀会館が急速に伸びたのも、ここでは面倒とか、プライドとか、そんな問題が有った様に思います。檀家さんの為に何が出来るか?そう考えたらお寺さん、我々よりずっとアドバンテージが有る様に思います。和讃が持っているノウハウは差し上げます。一度ご検討してみては如何でしょうか。
神戸のNPO法人 和讃の会