墓終いと永代供養

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墓終いと永代供養

2020/04/19

ここしばらく神戸のお墓も様変わりしました。公営墓地で一番大きな鵯越墓園、20年位前までは年に数回有るか無いかの抽選で、やっとの思いで墓地を確保するという時代でした。抽選に漏れる度、あの世で住む場所も無いと嘆いて居た人もいたのですが、ここ2年程ブームの様にお墓終いが進んでます。

墓地はまるで歯が抜けた様に、空き地が増えています。中には、数年手が入ってない状態のお墓も有ります。雑草が木のように太く硬くなって、引っ張るだけでは抜けません。植林されてた木も手付かずですと根が張って縁石を押したりします。もう何年もお参りには来ていないのでしょう。

鵯越、車でなら直ぐですが、公共交通機関なら少し不便です。バス、電車、バスの乗り継ぎで市内からなら一日仕事に成ります。

お墓を終われる方が増えています。費用は大体1坪サイズで20万~25万、2坪サイズで、35万~45万位かかります。値段の違いは機械が入る、手作業かで変わって来ます。後、お寺さんの読経料は大体3万前後です。

皆さん、墓終いの後、入って居たご先祖様をどうするのか。一番多いのは、合祀型の永代供養に持って行かれる方が多いです。一心寺(ここは来年から受け入れが厳しくなると聞いています)須磨寺などが有名です。

合祀に成りますが永代供養が出来ます。その他松のお寺様なんかでも最近この合祀型の永代供養墓が増えて来ています。

昨年鵯越墓園にも合祀型の永代供養墓が出来ました。お供えが出来ない、線香、蝋燭が使えない等、制約は多いですが人気はしています。

お葬儀も変わって来ました、お墓も変わって来ました。自分が最後にどうなるのだろう。具体的に考えるのも終活のひとつかと考えます

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