コロナウイルス騒動、自宅葬が増えてきました

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コロナウイルス騒動、自宅葬が増えてきました

2020/06/21

確実にお葬儀の形は変わりました

本当の家族葬

昨日、あざれあ会館のお葬儀の応援に行きました。明石から西の加古川の自宅でのお葬儀です。比較的大きなお家で、親族お子様も入れて10人ほどの式でした。當家様の希望で、会館では無く、住み慣れた自宅でと言う事でした。

ここ暫く、自宅でお葬儀をする方が増えています。コロナウイルス騒動が影響しているのでしょう。神戸ではコロナウイルス騒動は一段落して居ます、それでもやはり自粛期間が長かった影響か、人が集まる事が敬遠されます。大手互助会に努めている知り合いも嘆いて居ました、式に人が集まらない、集めない、当然式の規模が小さくなりますし大きな祭壇は売れません。人が集まらないから供養品も出ません、通夜振る舞いも、当日の精進揚げも無くなります。互助会のお葬儀での担当では全てでは有りませんが、給料は歩合制に成ります。当然ですがお給料は下がります。

今回は和室二つふすまを開けてダイニングキッチンと繋げて20畳ほどのスペースが取れました。お寺様もダイニングで着替えてもらいましたが、問題は有りませんでした。式が終わり、最後のお別れの時、お花を外で切るため少しバタつきましたが、時間は十分取れたと思います。

その前の自宅葬は、そこも大きなお家でしたが、兄弟二人と弟のお嫁さんだけで送りました。お兄さんが東京で働いて居て、久しぶりに兄弟で語り合ったそうです。お寺様は呼ばず、お別れ会としてお花と好きな食べ物と着物をお棺に入れてあげました。市営住宅で行った自宅葬はこれもお寺様を呼ばず、お別れ会の形でしたが、20人ほどが2DKの部屋の中に座る余地も無い式でしたが、黒服の大ぜいの人達がにぎやかに喋っています、葬儀と言うより法事の集まりと言うかんじです。

和讃の会でも今月3件お葬儀のお見積もりを頂いて居ます。そのうち2件が自宅で行う予定です。1件はマンションで問題は無いと思います。唯、神式ですから祭壇の設置には少し苦労が掛かるかもです。もう1件は宝塚のマンションですがこっちは、男手が少し要るかもです。

自宅でお葬儀をする方は増えて来ました、コロナウイルス騒動がきっかけに成った事は間違いは無いでしょう。会館でするより當家には負担が掛かりますが、集まる人数が一昔前に比べれば極端に減って居ます。接待と言う面で負担は無くなっていると思います。火葬が終わるまでの間、精進揚げの料理屋や、お弁当で一人5千円位掛かるのも、兄弟だけならファミレスで充分です。又、式中に初七日を取り入れて、骨上げが終われば解散です。

自宅葬が良いとは言いません、でも少人数で会館を借りる意味も有りません。規模が小さくなるお葬式、形は確実に変わって来ています。年内にコロナウイルスの第2波は必ず来ると思います、その時に今の形が定着するのではないかと思っています。これはお葬儀をする方には問題は有りません。お葬儀を生業として執り行う側には少し覚悟が必要かと思います。

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