終活にかんしての横の繋がり

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ブログ 終着点の見つけ方

終活に関しての横の繋がり

2022/04/16

終活ビジネスの罠

2025年問題

先月、はんしん高齢者くらしの相談室さんと今後つながり持って終活をやって行こうと正式に協力会員に成りました。

 

考えてみると、言われて久しい終活と言う事が何故、定着しないのか。

それはマスコミ、テレビや週刊誌で書かれて居る事はビジネスモデルとして終活を捉えて居るからだと思います。葬儀屋さんは葬儀が大変ですよと、終活を煽ります、士業の方々は、相続が大変ですよ、遺言書が無いと争族に成りますよと終活を煽ります(煽ると言う表現は、過激かも解りませんが私にはそう見えます)

身元保証の業者(一般社団法人が多いです、NPOでも有ります)は、これから先身元保証人が居ないと、入院も入居も出来ないと言います。遺品整理業者は、私からして見ると単なる廃品回収、生活ごみのお掃除が遺品整理と名打つ事で、何か特別な事の様に語られるの可笑しくって仕方有りません。真心を込めてとか、何か遺品を処分する事で供養する事と関連付けしている様で、違和感を覚えます。

後墓終い、仏壇終い、ご自身の事を含んで永代供養の問題。一口に終活と言ってもやる事は多岐に渡ります。それらの事を全て一度に解決する窓口はなかなか有りません。よく身元保証の団体なんかで、葬儀紹介とか士業紹介とか有りますが、専門的な事は全て知り合いの業者に紹介して、ワンストップの終活と謳っている団体が有りますが、費用はかなり高額に成ると思います。その場で費用を伝えられない(自分がやらないから費用を算出出来ない)業者があまりにも多いと思います。

それは終活に携わる我々業者側の問題で、例えば身元保証をビジネスと考えて始めた場合、実際は身元保証だけでは済みません、万が一の時はお葬儀も関わりますし、遺品整理、墓終いなんかも関係する場合が有ります。それに対して業者の知識があまりにも乏しいと思います、何故か、やらないからです。葬儀屋は葬儀しかしません。士業の方は後見契約、相続問題、遺言書の作成等しかしません。本人の介護の進捗状況、施設の検討などは全て人任せです。亡くなった後は相続、遺言書の執行以外はしません、基本後見契約は本人が死亡すればそこで終わります。

終活を考えて居られる方又初めて居られる方なら解ると思いますが、本当に多岐にわたる問題でつかみどころが無いのが終活です。ではどうするか。

先ず我々終活に携わる業者が横の繋がりを持つことが大切かと考えます。それは行政を巻き込んで、何をしているのか何が出来るのか、何が問題なのか、終活は全てがオーダーメイドに成ります。対応するには本当に幅広い知識が要ります。士業の方にはお葬儀の事は難しいでしょう、又利益相反の問題も有ります、身元保証をする者と後見人は密に連絡が取れる関係が望ましいと思います。

そうなれば介護、後見、身元保証、葬儀、遺品整理、永代供養、墓終い等が全てつながる事が終活と言う事をもっと、気軽に誰でも可能に成って来ると思います。

24日 後見制度と家族の会の神戸のセミナーに参加します。そしてこの会とも連携できればと考えて居ます。

未だまだコロナの事は落ち着きを見せません、しかしこの夏ころからは本格的に動けると思います。終活は全てオーダーメイドです。同じ注文は有りません。たとえに成りますが、採寸から生地の種類、ボタンの色から形まで、ダブルかシングルか、サイドかセンターベンツか、そんな細かな事に対応出来るNPOを目指します。

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