身元保証  大丈夫かな?

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身元保証  大丈夫かな?

2023/09/29

やっと行政が動き出しました

不安なのはお互い様

間もなく衣替えだと言うのに、未だ夏日が続いています。冬服の準備と言われても日中、Tシャツで過ごしています。

さて、ここ暫く身元保証で忙しくさせて頂いています。生活保護の方のお葬儀も有りました。ケアマネさんだけが送って、お身内さんはいらっしゃいませんでした。それぞれ理由は有るのでしょう。

生活保護の場合でもにぎやかなお葬儀に成る事も有ります。お友達がいらっしゃる場合、結構普通のお葬儀に成ったりします。

で、身元保証です。最近、堰を切った様に問い合わせが有ります。

実際は、成約率は5割くらいです。ほとんどの場合、ケアマネやケースワーカーさんに同席を求めますがそれでも不安は有るのでしょう。今まで会った事も無い人間が身元保証や、財産管理、死後事務まで請け負うと言うのですから。

制約する方は殆ど、和讃の会と言うより、ケアマネが進めるならと言う場合が多いです。それで例えば施設に入れるようになる訳ですが、本人は詳しい流れは理解してない事が多いです。その後、施設から入院と成っても和讃の会が駆けつけます。万が一の時は身元引受もします。和讃の会では葬儀屋に任さず、私たちスタッフが動きます。

死後事務も親族への報告も、全て含めての身元保証です。必要が有れば永代供養納骨もします。事前に希望が無い場合は、須磨寺さんの萬霊堂にお世話に成ります。希望が有れば奥の院にも行きます、大谷本廟にも、知恩院にも行きます。それが身元保証人、身元引受人の仕事です。

制約に成らない方は、殆どが信じられないと言う思いが有るのでしょう。和讃の会で請け負う身元保証は、施設入居、入院、手術、賃貸入居に限定します。お金を借りるとか、物を買うとか、仕事に付くからと言う身元保証は受けません。限定されています。

それでもやはり不審に思う方はいらっしゃいます。しかし、不安に思うのは私たちも一緒です。状態から見て、やって行けるか、万が一の時死後事務費用は有るのか?一度の面会でそこまではなかなかお話頂けません。

後はケアマネの情報を信じるしかないのです。すぐにでも入院させたい、見つけた施設になんとか落ち着かせたいそんな思いはケアマネさんから痛いほど伝わります。トータルで赤字に成らなければ、そんな思いで和讃の会で身元保証を引き受けて居ます。

身元保証も、後見も儲かる事は有りません、本来儲かる仕事では無いはずです。何故なら今までお身内さんがやって居た事だからです。

甥っ子が叔父さんに「身元保証してあげるから、叔父さん145万円頂戴!」なんて絶対に無いはずです。

和讃の会はお葬儀をします、生前整理もします、仏壇終い、墓終いもします。それで何とかやっていけて居ます。単純に身元保証をするだけではやって行けないと思います。

それでも今一番問題に成って居るのは、後見の問題では無く、相続の問題では無く身元保証だと考えます。

私たちは営業はかけません、一度断られたらこちらから連絡はしません。資料請求を頂いても和讃の会から連絡したり訪問する事は有りません。ご縁が無かったと考えます、住所も電話番号も記録はしません。

身元保証の問い合わせは増えて来ています、多分、介護の現場サイドでは限界にきているのでは無いでしょうか。総務省も身元保証に付いて動き出しました。身内がやって当然と言う思いでは、たち行かなくなった現実に漸く目を向けたと言うところでしょうか。

どうか、出来るだけ多くの業者に問い合わせをどんどんしてみて下さい、資料請求もしてみて下さい。決断するのは貴方です、ケアマネさんでは無いのです。

 

 

 

 

 

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