身元保証に求められる事

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身元保証に求められる事

2024/04/15

保証人  やる事の多さ

身元保証だけではないんです。

とある病院の地域連携室からご依頼を受けた案件、昨年末自宅で転倒。腰椎の圧迫骨折。現在車椅子ですが、骨折は完治しています。たた、三か月の入院でかなり認知が進んで居ます。

昨年末11月に認知検査を受けて居ますが、満点で全く認知の疑いの無い方でした。完治した限りは自宅に帰れない場合、リハビリで次の転院先を探さなければ成りません。身内は甥っ子が居ますが仕事が忙しく又、自身の親の介護も有ります。

状態から考えて自宅で生活は厳しいと考えます。リハビリ病院に転院に成っても三か月後には又次の行き先を探さなければ成りません。お金の問題も有ります。通帳は有りますが、暗証番号が解りません、印鑑が有りません。

さてどうするか?

私たちはお話をさせて頂いて、彼女は認知では無いと判断しました。将来、施設に入ればきっとある程度の生活は戻るだろうと、そこで本人を連れて金融機関に行き取り合えずお金が出せる状態にしました。金融機関に依って対応はマチマチですが、本人が行ければ問題は有りません。後見手続きを取るには時間が有りませんし、彼女には必要ないと判断しました。次に施設です。年金額、預貯金の額から有料は厳しいです。特養を抑えました、ただし、介護認定がどの単位で居りるかは問題です。

 

本日介護3が決定しました。リハビリ病院に転院して五日目ですが特養に転居の手続きを取ります。月内には転居できるでしょう、そうすれば認知も少しは改善されると考えます。

和讃の会には現在このような案件が今、後4件あります、3件は遅くとも5月中に片付くと考えて居ます、1件は介護認定待ちの状態です。

 

身元保証人、債務保証だけが仕事では有りません。身上監護(看護)が実は一番大切な問題と考えます、財産管理は極端に言えばパソコンと領収書と有れば誰でも出来ます。身上監護は、答えは現場にしか有りません。いくらA.Iが発達しても現場を見る事は出来ません。本人が何を望むか、どうする事が一番良いのか、お医者さんと相談し、ケアマネとヘルパーさんと相談し、本人と相談するしか方法は無いと思います。これが正解と言うのは大きな枠組みでは有るでしょうが、個別の問題としてこれが正解と言うのは全て異なると思います。

身元保証人、実は大変な仕事です。

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