身元保証はどうして高いのか

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身元保証はどうして高いのか

2024/04/28

全国平均145万円

身元保証だけではやって行けない

和讃の会では身元保証に関して、入会金3万円、月会費5千円です。後は実際動いた時に1時間3千5百円かかります、交通費は別途です。

他に比べて安いと言われます。ほかの一般社団法人やNPOでは全国平均145万円が入会金で、その他預託金や預り金の名目で総額300万円近くに成る事も良く有ります。和讃の会でも預り金は有ります。施設入居や賃貸入居に関して、6か月分のお家賃を預かります。

万が一の時の支払いに使う事が有るからです。ただ、高齢者支援の身元保証ではそれで充分と考えます。逆に身元保証で300万円近い金額が掛かる事が信じられません。

何も身元保証だけでは有りません、本人の身内の代わりとして、担当者会議に出る事も有るでしょう。施設やケアマネ、病院と打ち合わせする事も有るでしょう、そうすれば必然と費用は発生してきます。

施設に入れば生前整理も出てくるでしょう、出来るだけ荷物を抑えて、必要なものだけ施設へ持って行く。後の処分も当然、費用は発生します。

万が一の時には、身元保証している場合、100%和讃の会がお葬儀をします。当然費用は発生します。後、納骨の依頼を受けて居る場合、ある一定期間、お骨を預かって問い合わせが無ければ依頼の通りに納骨します。

この場合も事前に費用は預かって居ますし、死後事務委任契約も身元保証契約と同時に締結しています。

 

身元保証人に成ると言う事は、何も債務保証だけで高額な費用を請求しなくても、付随してやる事は多く有ります。そこに費用が発生してきます。そう考えれば、決して安いとは思っていません。

財産管理は本人、若しくは後見人で出来ます。しかし、身上監護(看護)に関しては本人では出来ませんし、後見人は比較的その事に関して無頓着です。確かに入院に関しての契約は出来ますが医療行為(手術等)に関しては同意は出来ません。

だからと言って、本人の施設のでの担当者会議も同意しなくても良いのかと言えばそうでは有りません。単に面倒だから顔を出さないだけで、介護の現場に居られる方は、その事で困った事も有ると思います。

例えば夜中に起きるから、転倒の危険が有るからベットの下にセンサーマットを引くのも身体拘束に成ります。親族か誰かの承諾が必要に成ります。

そう考えると、単に施設入居、入院と言っても、結構な金額は掛かる事に成ります。

 

身元保証人、私たちは契約した身内だと考えます、しかし他人です、動けば費用は発生します。そう考えればけっして安くは有りません。最初に300万円ほど払って後の費用が一切発生しないなら、長い目で見ればそちらの方がやすのかも知れません(そんな業者は居ないと思いますが)

先日もお話にお伺いした80代の女性、安いからと不信感を持たれて居た様ですが、決して安くは無いと思います。今まで身内がやって居た事を全くの他人がする事です。私たちもリスクは回避します、費用は発生します。しかし、最初に150万円も掛かる意味は解りません。

本来、身内がやって居た事を全くの他人がする訳です、リスクに対する考えはそれぞれ業者に依って違うのでしょう。高いから安心と言うのでは無く、やはり信頼できるかどうかだと思います。ホームページが全く動いて無いようなところは避ける事が賢明です。

かなり高額な身元保証、それでも独居の高齢者は、後見は避けれても、身元保証人は避けて通れない問題です。

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