自宅葬の提案

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ブログ 終着点の見つけ方

自宅葬の提案

2017/09/27

最近すっかり定着した言葉家族葬。本来は密葬です、親族近しい人だけで葬儀を済ませ後は故人様の関係でお別れ会を開いたり、社葬だったり、偲ぶ会とか、別な会場やホテルなんかで行われる事が多いです。

その親族だけで送る式を、密葬と呼ぶより家族葬と言う言葉の方が心地よいですし、葬儀屋さんが便乗した事も在り、現在ではあっちこっちで家族葬専用??ホールが出来ています。

家族葬専用ってそれ以外の用途はどうなんでしょう、友達を送るとか、訳有ってお別れ会をするとか。

家族葬専用ホール、小さな葬儀場だと考えます。ならば家族葬と謳わなければ良いと思うのですが、家族葬ならなんとなく安いイメージが有ります。イメージ戦略です。

昔、家族葬で見積もりをして、供養品が有って、香典の即日返しが有って通夜振る舞いが有って、家族葬だと言うのが有りました。一般の方を呼ぶならもう家族葬では無いと思います。

 

身内なら供養品は要らないでしょう、香典返しもそれこそ落ち着いてからで大丈夫です。改まって、席を設けなくても、親族だけならいつものファミレスで精進揚をしたら良いと思います。

家族葬、身内だけならご自宅でゆっくり送ってあげると言うのも、有りかと思います。孫と子、10人位までならご自宅から送ってあげると言うのも良いのではないでしょうか。

近所に知られたくない、知られたらそれこそ家族葬だと言えば良いのです。別に告示もしない、門標も立てない、みんなが集まる部屋とお寺様を呼ぶならお着替えの部屋さえ有ればそれで足りると思います。

孫なら、子供なら、リビングで寝るのも有りでしょう。唯、田舎から親戚が来ると言うので有ればリビングに寝かすわけにはいきません、それこそホテルかちょっとした寝る場所は確保しなければなりません。

配偶者が送っても家族葬です、子供だけ、孫だけ、それも家族葬でしょう。日常に無いちょっとおしゃれな広い空間、でもそこで寛ぐわけで無く,泊まる訳でも無いのなら、私は家族葬専用ホールより、ご自宅からの方が良いのではないかと考えます。

経験上大方の場所なら、花祭壇は組めると思います。お棺を置いて、お花で囲み経机に本尊を祀る事で、お寺様も文句は無いと思います。座布団もそんなには要りません。足が悪いお身内には、それこそダイニングの椅子を持ってくれば良い。

そうすれば葬儀のスタッフも最低の人数で済みますし、費用はかなり抑えられると考えます。

今、どこを見ても葬儀屋さんは家族葬と言います。

家族だけで送るのなら自宅から送ってあげたら如何でしょうか。自宅葬、いつの間にか面倒で大変だからと敬遠されていますが、本当に親族だけなら、私は自宅葬で良いのではないかと考えます。

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