下級老人候補の独り言

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下級老人候補の独り言

2015/10/27

私も今年、57歳。

そろそろ老後の事をと考えるのですが、最近届いた年金定期便を見て、とてもでは無いが、65歳から年金では暮らせないと考え、死ぬまで働くにはどんな方法が有るのだろう?最近そんなことを考えています。
和讃の会は、私を含めてボランティアで運営しています。私の本業は葬儀関係で、日々故人様を送るのを見ている中で、最近気づいたことが有ります。
無宗教での葬儀が増えています。家族葬(これも変な言葉だと思いますが)が増えてきました。併せて葬儀代を出来るだけ安くというのも当たり前になりつつ有ります。
お別れ会も増えてきました。音楽葬、DVDを流して故人を偲ぶ、方法は様々です。
そんな中で、伴侶を送り出すのに何もしない、お花をお棺に入れるだけという方がいらっしゃいました。我々が提案はしても、親族様が一番なので言われた通りにします。
只、よくよく聞けば家に仏壇が有ります、お付き合いが在るお寺様も有ります。

お金がないのです。
夫婦暮らし、子供も居ません。年金は国民年金だけで、夫婦で月にすればちょっと頑張った大学生のバイト代くらいでしょうか。
真面目に働いて、国民年金ですがちゃんと納めて、病気も無く、障害も無く普通に生きてきた今、生活保護も受けられません。葬儀にはお寺様のお布施を含めて、やはり一定のまとまったお金が要ります。それを出せないのはこの夫婦が悪い?私はそうは思えないのです。
万が一を考えて明日を生きます、それでも明日が無いのも人生です。思った通りに行かなかった、それだけです。

なのに残された伴侶が何か寂しげに遠慮するのを見ると、本来故人様に対して、お疲れ様でした、有難うございましたと言うべきお葬儀が目的を果たせて無いように感じます。
もし、葬儀代の心配が無ければこの方はどんな形で送られるのだろう、葬儀屋がボランティアしろとか、そんなことは言いません。只、葬儀のセーフティネットは必要なのではないでしょうか。

日本では、お年寄りが一番お金をもって居ると言われています。その中で下級老人、老後破産と言う言葉が囁かれる昨今さて、私は?
どうやら後者に属すると考えられます。多くは望みません、お墓も要りません、浄土真宗ですから骨は大谷廟に持って行って頂いて、二男ですから仏壇も無いし、過去帳だけで十分です。せめて最低限のあの世の作法だけ唱えて頂いて。
そうだな、精進料理はガストか、サイゼリアにしてもらって、式も密葬(本来の家族葬)で供養品も無しでお願いしよう。お棺も一番安いので、花も顔の周りだけで良いです。
私の望みはエンディングノートに書いて置きましょう、それが残された者に一番の安心に成ると思います。
私が葬儀関係の仕事をしているからかもしれません、病院関係、福祉に携わって居られる方なら同じ思いだと思います。

下級老人と言うのは賛否有りますが私は間違いなく有ると思います。
無くそうと言うのは難しい問題です。

只、和讃の会では一助に成れればと考えています。

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