高齢者住宅いろいろ

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高齢者住宅いろいろ

2020/09/14

施設に依っての違い

比較検討の重要性

今、お世話をさせてもらって居る女性の会員さん、現在独居で暮らして居ますが、弊会と後見契約を結んだ事に依って老後の生活を考え、施設入居を検討して居ます。

暫く施設の情報は取って居なかったのですが、会社によってはかなりの違いが出てきている気がします。一時あっちこっちで建設ラッシュだったサ高住、比較的介護認定が低い方むけで、支援1~2位まで基本自立生活が出来る方が対象でした。以前お世話した人が、ケアハウスから身内の依頼でサ高住に替わりましたが、食事も自分でしなければならずお風呂も自分で沸かさなければ成りません。介護認定が介護1~2に成れば生活は厳しくなります、ケアハウスか特養に替わらなければ成りません。サービスで弁当の販売が有ったりしますが、昼、晩、同じものを食べる事に成ります。そんなサ高住もサービスは変わって来ている様です、施設に依っては、1階に共同スペースを作り、そこで食事のサービスなんか始めているところも有ります。ケアハウスに近づく事に依って他社との差別化を図っています。ケアハウスもそうです、神戸では比較的ケアハウスの需要が高く、満室の場合が多いですが、ちょっと市内から外れると空は有ります。ケアハウスの場合、介護2まで位で、それ以上に成ると出て行かなけれ成りません。それでも実際は介護3くらいの方は居たりします。特養の空きが全くと言っても良いくらい空が有りません。そうなると施設に依ってかなりの違いが出てきます。

厳しい現状

ケアハウスでは未だ自立の方が多いです、食事も入浴も基本自立で、入浴で介助が必要な方が居る位でしょう、そこに介護認定が重い方が入ってくると中のスタッフが大変です。場合によっては、食事も、トイレも介助が必要に成って来ます。入浴に至っては一人では無理で2人掛かりも有ります。そうなると時間が押します、どうしても自立した方がほったらかしに成ります。ケアハウスなのに中のスタッフが走り回っているのを見ると不安に成ります、しかし経営側は関係有りません、部屋を出来るだけ埋めてまして、介護認定が高いほど保険金も高くなります。今もその施設は有ります。入居者募集のサイトにも出てきます。ケアマネがころころ変わる、ヘルパーが続かない、そんな施設は気を付けると言うか避けるべきです。特養は神戸ではなかなか入れません。有料老人ホームも市内ではかなり高額に成ります。それでも入れる方は良いのですが、それでも安心は出来ません。高額な施設に入っても認知を患えば皆一緒です、俳諧も有れば昼夜逆転も有ります。施設でややこしくなれば理由を付けて病院に入院させます。3か月は静かです、病院なら身体拘束も睡眠剤も有ります。すべてがそうかと言えばそうでは有りません、しかしそういう事は実際有ります、喜んでとは言いませんが受け入れる病院は有ります。

ではどうするか、施設に身内が頻繁に来る方、後見人が居て、後見人がちょっとやかましい方、身内が居ても全く施設に足を運ばない方、天涯孤独な方、この4人が並んでオムツを替えるとなったら貴方がヘルパーの立場ならどの順番で替えますか、決してヘルパーさんやケアマネを批判するつもりは有りません、彼らは懸命に頑張って居ます。或る施設で海外からの研修生が居ました、見知らぬ土地で垢の他人のお世話をするのは厳しいと思います。それでも笑顔で接しているのを見ると頭が下がりますし、彼らを支えてる日本人スタッフ、又経営者には感謝しか有りません。

後見人の役目のひとつ、身上監護(看護)は高齢者に取って施設の入居と言う問題はもっともと、言って良い位重要な問題です。単に支払いだけでは無く後見人は契約身内と考えて施設の選定にあたらなければ成りません。施設の設備がどうのより、お葬儀も一緒です、大切なのはスタッフです、どこに入居するのがベストか、判断は重要です。介護に関して、どんな繋がりを持っているか、施設入居に関しては大切です。

 

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