永代供養もいろいろです

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永代供養もいろいろです

2021/04/08

捜せば有ります本当の永代供養

永代では無い永代供養

コロナ禍と言われる中、終活屋としては、結構忙しくさせて頂いて居ます。入退院の同行、先日も書きました新しい施設との打ち合わせ、来週に控えた任意後見の公正証書作成の準備、別件で手書き遺言書を公正証書にして、遺言執行者をどうするか。こんな時期だからこそ、皆さん色々有って考える事も多いのでしょう。

個人的な話に成りますが忙しくバタバタしている中最近、はるかに若い友の死に、終活よろしく断捨離に励んで居ります。断捨離で一番難しい事はものを捨てるというより、心の中を整理することがとても大変です。相手が身内で有れ子供で有れ、こうするだろうとか、こう在るべきとか思うことは未だ捨てきれない、しがらみみたいなものが有るのでしょう。これを断つのは本当に大変です。

 

先日永代供養のお話が有りました。お墓を終ってお寺の納骨堂に行くつもりと言って居られました。

お寺の納骨堂の永代供養、何か入ってしまえばそれで安心と言うイメージが有りますが、お寺様の永代供養も様々です。

一番多いタイプが納骨堂タイプでで個別に安置するパターンです。雨にも濡れませんし、ほとんどがバリアフリーに成って居てエレベーターも完備されて居たりします。価格は50万~200万と言ったところです。

次に多いのが寺墓地内に有る小さなお墓タイプの納骨堂です。こちらは石室に成って居て、骨壺なら4寸で二つくらいなら入ります。余談ですが晒に入れ替えて納めれば結構な数は収まると思います。こちらで50万~100万位です。

公的機関(写真は神戸市鵯越墓苑)の納骨堂です、こちらは合祀に成ります。ほとんどの市に有りますが値段は5万~20万円位です。

後、永代供養で有名なところは関西では大阪一心寺が有ります。こちらは今年から少し厳しくなって改葬墓の受付はして居ません。骨壺も本骨(小さな2寸サイズ)しか受け入れて居ません。神戸には須磨寺が有ります。但し、こちらも本年4月より来年4月まで改装工事のため受け入れは出来ません。

費用はどちらも合祀に成りますが、2万円からです。

後、本山に納骨する事も出来ます、浄土真宗なら本願寺派は大谷本廟、大谷派は大谷祖廟、真言宗なら奥の院、浄土宗は知恩院と本山に納骨する方法も有ります、費用はまちまちです、宗派によってお寺さんを頼って納骨になります。

 

ざっと和讃の会で携わった納骨堂について書きましたが、後は少しづつ違いは有ります。最初の寺内に有る納骨堂の場合、永代供養と言っても年会費が別途必要なところも有ります。又契約時、説明はされると思いますが永代供養と言っても10年で15年で契約更新と言うところは多いです。契約が更新されなければ合祀に成ります。

寺墓地に有る小さなお墓のタイプ、こちらは契約後追加でお金が発生する事は少ないです。但し、寺地内に有ればお布施の様な形で請求が有る場合も有ります。

公的機関がやっている合祀墓に関しては納骨すればそれで永代(この場合供養されるというより更新が永代有りません)お骨は安置されます。但し、場所に依ればお参りしたときにお線香,蠟燭が使えなかったりお供えが出来ない場所があったりします。

本山に納骨されればそれこそ毎日あちこち全国のお寺さんがお見えに成ります。それぞれ読経されますから本当の永代供養かも知れません。

 

納骨、永代供養といっても様々な方法が有ります。どこにするかどんな形にするかは、各々の事情に依って違います。

和讃の会では、それぞれのケースに対応が出来ます。滋賀県に墓仕舞いに行った経験も有ります。永代供養を考えるのも立派な終活です。墓を終う事は、仏壇を終う事は、決して罰当たりな事では有りません。そのままにしておくことが一番失礼かと考えます。先祖も併せて永代供養をと考えているのなら一度、ご相談下さい。きっと問題は解決すると思います。

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