お寺さん、お坊さんのお布施について

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お寺さん、お坊さんのお布施について

2019/05/30

前回に続いてお寺さんの話題です。

お葬儀会館にお寺さんは如何ですか?と言うのが前回のお話し。今回はお寺さんのお布施に付いて。

 

お布施 各々お付き合いも有ります、檀家で有る、そうで無いで所謂お布施は変わってきます。

葬儀屋としての目から実際いくらなのか?

 

一概には言えませんので参考までに、神戸では枕経から初七日まで、戒名(信士、信女)を頂いて20~30万と言うのが今までの相場でした。

今も基本、この金額に近いと思いますが、お寺さん.COMなんかの影響で少し変わって来ている気はします。

法事関係、百箇日、1周忌、3回忌、いくらか掛かるのかの基本は、初七日のお布施が基本に成ると聞きました。

初七日法要(今は葬儀のその日に還骨、初七日をするのでお布施としてまとめて渡す場合が多いとおもいます)本来は1回目の逮夜参りが初七日ですが今は式中に還骨、初七日のお勤めをします。葬儀後、1週間で又集まるのが大変なので簡略化されました。関東の方では式中満中陰なんかが有ると聞きました。

時代なのでしょう。

 

この時の初七日の費用が後のお寺さんとの関係性を作ります。

例えば檀家で、月命日なんかにずっとお参り頂いて居るなら別ですが、大体今はお寺さんとの関係はお葬儀だけと言うのが殆ど

です。

 

初七日のお布施を2万円と決めたら以降も基本はその金額に成ると思います3万と決めたらお盆も、1周忌も基本3万です。

それに遠方ならお車、お膳料なんか付けます。但し今までは。

その辺の出費は、やはりリーマンショック以降、景気の悪かった日本人には無理が有ったと思います。

お別れ会が、急に持てはやされたのもその頃です。

 

音楽葬とか、自由葬とか過去の形式を壊してお葬儀を取り行なおうとして居ました。

質の悪い葬儀屋が便乗してお寺を呼ばないならと、DVDを流したり、ピアノの生演奏とかで費用を上げようとして居ました。結局根付かなかったのはお寺さんを呼ばない葬儀をしても値段が安く成らなかったから。

そして小さなお葬式が直葬を一気に広げたもので、最近はDVDとかピアノはお葬儀には出てこなくなりました。

それでも大手互助会さんの、葬儀に会葬者として参加しましたが、未だにピアノの演奏をして居ました。

お寺さんが着座して、鏧(鈴)を打ってもやめません、きっと1曲いくらか時間いくらかで受けているのだろうな。違和感が半端なかったです。

そんな時代がしばらく続いて、お寺さんも変わって来ています。一部、未だ昔のまんまと言うお寺さんも有りますが、やはり厳しく成って居ます。昔に比べてだいぶ融通は利くように成りました。

 

お寺さんとの付き合い方、それは個人の宗教の問題も有ります、一概には言えません。

自分の大切な人を送る時、慣習で有ってもやはりお寺さんを呼びたいと思うのは、絶対では有りませんが多数を占めて居ます。

後々の付き合いは面倒だ、でも葬儀の時はやはりお経を頂いて、故人様を送りたいと思うのは極一般的だと思います。

最近では終活セミナーなんかにもお寺さんが顔を出していることも多いです。お気軽に相談してみては如何でしょうか。

お寺さんを凄く有り難く考える人が居ます。特別と考える人が居ます。単に仏事の専門家です。

和讃の会には浄土真宗本願寺派(慈光山 専照寺門徒僧侶 釋 一道)の僧侶が居ます。

広島の方からの依頼で知り合いの石材屋さんと枚方までお墓終いに行きました。

遺品整理の仏壇終いも行きました。

お寺さん、今結構フットワークは軽いですよ。

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