お墓について考える

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お墓について考える

2021/08/15

合祀でも誰かが毎日

自然の力

コロナの感染が増えて居るそうです。兵庫県もひょっとしたら又、緊急事態宣言が出るかも知れません。それが正解なのかは誰にも解りませんが、唯盆休みの昼間の車の台数はいつもの盆休みと変わらないと思います。

面会が可能に成った施設も、蔓防が発令されてできなく成りました、これで緊急事態となれば益々厳しくは成るのでしょう。先が見えないと言う事は本当に気持ちが疲れます。神戸では先日お伺いした80代の女性が未だワクチンを打てて居ません、この8月にやっと1回目だそうです。一昨日お伺いした50代の男性は1回目は打てたそうですが、2回目がキャンセルに成ったそうです。未だ目途は立ちません。ウイルスは目に見えません、目の見えない敵と戦っています、勝ち戦なのか負け戦なのか、優勢なのか不利なのか解らないで間もなく2年です。それでも頑張ろうとしか言えませんが。

 

先日神戸の公営墓苑で納骨式が有り、お寺として呼ばれました。雨が酷かったですが、それでも多くの方がお参りに見えて居られました。少し時間が有ったので周りを少し歩いて見て回りましたが、ここも結構空きが出ています。或るお墓は、きれいに掃除がされてお花も真新しいのが飾って在ります、或るお墓はお盆前に来たのでしょうか、花は枯れていますがきれいに草は抜かれて有ります。或るお墓は、それこそ誰もしばらくは参って居ないのでしょう、草が木の様に成って外からでは墓石すら見えなくなって居ます。こうなれば草は抜くことも出来ません、手やスコップでは無理で下手をすれば縁石をも破壊します。業者に頼んで土から入替なければ成りません。

お墓は昔から有ります、しかし我々庶民が持つように成ったのは最近です。江戸時代では亡くなった方は野に捨てます、鳥葬、風葬として自然に朽ち果てるのを待ちました。有名なところでは京都の鳥辺野、化野などがその場所と言われています。亡き人を偲び石積みをしたのが化野念仏寺の石像の始まりとも聞きます。

明治、大正、やがて豊かに成りある意味、富の象徴としてお墓を立てるように成りました。しかしその頃は土葬が主流で、お墓も個々で建てられました。水害等でお墓が流されることが有り衛生上火葬が大半に成って、現在の様な墓石のスタイルに成ったのは昭和になってからだと思います。(墓の歴史に関しては諸説あります)

お墓は富の象徴です、自身の生活だけで無くご先祖様の生活まで見る、いずれ自分が旅立った後、ご先祖様に恥ずかしい思いをしたくない、そんな思いがお墓には在る気がします。現にわざわざお墓まで親類縁者が集まるとなれば大変です。家内円満の象徴でも有るのでしょう。

そういった意味で言えば日本人は貧しくなったと思います、お墓も持てなく成りました、持っていても後々見るものが居ないと墓仕舞いが多くなって居ます。家に遺骨を置いて居て、お墓は建てたくない、建てれないどうしようという相談は結構有ります。お骨は許可されたお墓または寺院、納骨堂以外には納めるわけにも埋めるわけにも行きません。墓埋法違反に成ります。

 

 

神戸市の公営墓地、年会費は7~8千円と言うところです。払っていればこのまま残ります。もし支払って居なければ公示され1年後に更地に成ります(実際は1年以上公示されます、すぐには改葬されません)遺骨は鵯越のやすらぎの里に合祀に成ります。

あくまで個人的感想ですが私はそちらの方が良いかなっと思います。私なら、だれも来ないお墓に眠るくらいなら、他人でも毎日誰かが来てくれる方がうれしいです。京都の大谷本廟に埋葬するように頼んで居ます。合祀に成りますが、それこそ毎日誰かが来ます、毎日どっかのお寺さんがお経を読んでくれます、そっちの方が私は嬉しい。

今日はお盆の15日、明日は送り火でご先祖様も浄土へ帰られます。豪勢にお盆を祝ってもらったご先祖様も居るでしょう、少し規模は小さくなっても、家で飾って普段口にしない様なものを頂いて帰るご先祖様も居るでしょう、パックのお寿司だけ貰って帰るご先祖様も居るでしょう。せめて落雁ひとつ持たせてあげる位はと考えるのはおせっかいでしょうか。

お盆、お盆休みは大切な歳時記のひとつです。旅行も良いでしょうが、一日だけ、1時間あれば充分です、ご先祖様の為に草むしりなんかも良いかと考えます。豪勢な飾りは要りません、それだけで極楽浄土にスキップで帰られる気がします。

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