お葬儀の大きな流れ

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お葬儀業界の大きな流れ

2021/08/20

お葬儀屋は仏壇屋で、墓石屋は永代供養で仏壇屋は墓石屋で

お葬儀業界の変革

神戸(兵庫県)は今日から緊急事態宣言が発令されます。これで県外への外出は出来なくなります。深夜、お迎えのお手伝いが有り、寝台車で走りましたが、確かに車は減って居る気がします。又国道沿いも電気が付いて居るのはコンビニ位なもので、ちょっと静かに成った気がします。いつも開いて居るラーメン屋さんも、牛丼屋さんも終って居ます。テイクアウトは有るかもですが、看板の電気は消えて居ます。本当にこの国は大丈夫なんでしょうか、年末は迎えられるのでしょうか。いつかはそんな事も有ったなぁと笑える日が来るとは思います。それまで頑張ろうとは思いますが、もう二度と灯りが戻らない様な、ふと、そんな事を考えました。今年も後5か月有りません、もう2年に成ります。

終活で大切な事のひとつ、お葬儀。この業界も大きく様変わりをしました。僅か10年くらいの事ですが、ネットブローカーが席捲して価格破壊を起こしました。そして業界ナンバーワンに成ると大手ブローカー(葬儀屋さんにしておきます、一般には解りにくいと思います)は葬儀用品(枕飾り、棺、棺布団等)の販売も手掛ける様になりました。

次にお寺さんの手配も始めました。本来一番価格が解りにくいお布施を定額で打ち出しました。これには仏教界も猛反発しましたが、各宗派も全てのお寺さんを縛る事は出来ません。お坊さん便、お寺さん.COMはいまや定着した感が有ります。それでもお寺さんを呼ばない直葬は大きなお葬儀の流れに成りました。

価格が安くなった分、サービスの低下は否めません、夜間病院のお迎えに、担当一人で行く業者が増えました。そうなる事で病院に負担を掛ける事に成ります。ストレッチャーに一人で載せる事は出来ません、結果誰かの手を借りる事に成ります。

利益を出すために経費を削ります、又利益を生むために関連事業に手を伸ばします。大手葬儀屋さんいつの間にか仏壇の販売を始めました、それも販売して仏壇屋から手数料を取るのでは無く、メーカーと契約して直販をしています。

お葬儀が終わって、新仏さんの家の場合、ほとんどが葬儀の担当に相談します。お位牌、仏壇。今までは知り合いの業者に振って手数料を稼ぐと言ったパターンが多かったのですが、今やは葬儀屋さんが、お位牌、お仏壇から、納骨、永代供養まで手掛けます。仏壇屋さんは堪りません、今まで流れてきた仕事が流れてこなく成ります、結果墓石の販売に手を出します。こちらも墓石屋に注文するのではなく、職人に直接依頼します。墓石屋さんは独自に永代供養を始めます。

一昔前なら考えられないことが起こっています、もう何年も前からボッタくりと言う事は無くなったと思いますが、利益率の高い商売がもう儲からない商売に成って居ます。今が適正価格に成って居るのか解りませんが、業界自体少し荒れている気がします。

昔から、お葬儀は要らないという人が居ます、それは故人を弔う気持ちが要らないという意味では無くお葬儀と言う儀式に疑問が有ったのでしょう。今行われている直葬、一日葬等は考えられなかった事ですが今や主流に成って居ます。逮夜参りや、満中陰法要すらしないところが増えて来ています。簡略化され低価格に成ってそれはそれで良いとは思いますが、弔う気持ち、行為までが簡略されている様に思います。それは業者側に責任がある気がするのですが。

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