身元保証人、大忙し

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身元保証人、大忙し

2021/11/20

買い物同行からお部屋の片づけも

遠くの親戚より近くのNPO

最近問い合わせが多いです、司法書士の方、弁護士の方、不動産業者の方。皆さん身元保証で困っておられます。確かにコロナの影響で病院関係も厳しいのかと思います。大きな手術(万が一が考えられる場合)の場合、身元保証人、身元引受人がはっきりして居ないと手術が先送りに成ることも有ります。身元保証人は益々必要性が高まると思います。

和讃の会の顧問弁護士が私に、訪ねたことが有ります「身許保証人はそこまでしないとだめですかね?」

一般的に高齢者支援で、身元保証といえば病院への入院、手術、あと施設の入居での身元保証人くらいが大半です。身元保証人の役目は施設、病院に時には同行して、契約書の保証人欄に記名押印で終わります。それ以外は何も在りません。

私たちは身元保証人、又は任意後見人は基本、契約身内と考えます。こちらから積極的に進めませんが(費用が発生します)例えば施設に入居すればそれで終わりでは在りません。施設での物販も有るでしょうが、やはり外に出たいと言う気持ちは在ると思います。依頼が有れば介護タクシーを手配、車いすで買い物に行くことも有ります。入院が長引き、本人の依頼で定期預金の解約に行ったことも有ります。又、必要に応じて、空き家になっているご自宅を片付け、清掃もします。それは施設のヘルパーさんや、ケアマネでは出来ません、仮に任意後見契約(本当は高齢者で自分に後見人が必要だと考えたならすべては任意後見契約になります、成年後見には成りません)を結んでいて、その方が部屋のごみを捨ててくれるでしょうか、買い物の車いすをおしてくれるでしょうか。

身元保証人をする業者は沢山有ります(ほとんどが一般社団法人ですが)任意後見契約を結んでくれる司法書士、弁護士(基本弁護士さんは後見契約はしないそうですが)さんはたくさん居ます。でも貴方が望んで、買い物に付き合ってくれる身元保証人、後見人はそんなには居ません。

そうあるべきだというのでは無くて、事情が有って一人でおられる方も、施設に入ってしまえばそこのルールに従うしか在りません。季節の変わり目に無理がないのならお買い物のひとつでもと、思うことは決して贅沢では無いと思うのです。それが出来るのは施設の人ではなく、ヘルパーさんやケアマネでも無く、お身内さんしかないと思います。

だからこそ、後見人、保証人は契約身内でなければ成らないと、私たちは考えます。和讃の会では、身元保証の人もいれば任意後見の人も居ます。施設にいる人も居れば病院に居る方も居ます。

契約身内、大忙しです。

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