墓終いの費用 永代供養の費用

お問い合わせはこちら

ブログ 終着点の見つけ方

墓終いの費用 永代供養の費用

2021/06/09

コーヒーでも飲みながら話し合うのは如何ですか

親から子へ

この日曜日、終活についてご相談が有りました。ひとり息子が心配をしてご両親をお連れに成りました。ご両親が70代に入るに成って将来の事を考えて欲しいと息子さんからの依頼。結果、和讃の会の事務所に来て、ご両親と息子さんが将来について話し合う形に成りました。息子さんにしても奥さんにしても知らなかったことが解って真剣な話し合いに成りました。

講演会でもよく言うのですが、70代、80代の方は自分たちが親や親せきを送って来ています、その大変さ(金額も含めて)を知っているだけに「私はもう、直葬で骨は海に撒いてもらえば良い」と、いう方は結構居ます。唯、海洋散骨はどこでも海にお骨を撒く訳には行きません。

指定された海域に先ず骨をパウダー状にして水溶性の袋に入れます、それから今だったら神戸と西宮、後相生港から出てたと思います。だいたい4~5キロの海域に撒くというより沈めます。費用は安くて6万円位ではなかったでしょうか。

結局決めて於かないと送るのは子供達です、何も解らず言われるままにお葬儀、納骨または永代供養となれば結局費用はそこそこに成ってしまいます。それを望まないなら決めて於くことはとても重要に成りますし、それが終活かと考えます。

今回の方は広島にお墓が有ってそれは弟さんが護っているらしいのですが体調が優れず後々の事を考えるとお兄さんが面倒を見る事に成りそうという事、それは結局つまりは今回ご相談にあがった息子さんが面倒を見るという事で、さてどうするかと言う問題が出てきました。

お墓に入って居るのはご両親(おじいちゃん、おばあちゃん)だけだそうで、墓終いを考えて居る、ならばその方法は、墓終い後のお骨はどうするか。考える事はやはり出てきました。

多分弟さんが先だろうと、なら弟さんのお葬儀は遺品整理はどうするのか、本人さんより話を聞けば弟さんの事の方が急がれます。

「一度、弟と話しをしてみる」と仰ってましたが、その結果次第では息子さんも知らないという訳には行きません。

墓終い、神戸での相場は6平米で25~30万円と言うところです。地方に行けばそれより高い場合も有りますし、安い場合も有ります。それに性根抜きが入ります、これも一概には言えませんが3万円位が相場かと考えます。御車、御膳料は別に考えて於いた方が良いと思います。これでお墓は終えます。

今度はお骨の納骨です、永代供養も場所、お寺に依って違います、納骨堂なら20万~上は200万円くらいまで有ります。気を付けなければならないのは納骨堂の場合、永代供養と言っても10年くらいで契約更新が有ったりします。更新が無ければ合祀されます。

合祀はお寺に依って様々です、知恩院、高野山奥の院、大谷本廟大谷祖廟等は、お寺さんを通して檀家さん(門徒さん)でないと入れません。宗派を問わないというのも有ります、有名なところでは大阪 一心寺、神戸では須磨寺 萬霊堂等は宗派は問いません。費用は2万円からです、気を付けなければならないのは一心寺さんでは、新仏さんだけで、改葬のお骨は受け付けなくなったと思います。神戸の須磨寺も4月から改装工事に入っていて、1年は利用は出来ないと思います。

 

なんて話をさせて頂きました、一度広島に行ってくるとお父さん、お母さんは体調が悪いらしく早く決めて置きたいと仰ってました。

天気の良い日曜日に、親子で初めて終活について話が出来たと喜んで貰えました、今回和讃の会としては特に今すぐお手伝いする事は有りません。唯、話すきっかけに成ったのであればそれで良かったと思います。家で面と向かって話が出来ない事も、場所を変えて、しかも終活に関してそれなりのアドバイスが出来る人間が居るところで、コーヒーでも飲みながらゆっくりと話す事も良い事だと思います。70代、未だ慌てる必要は有りません、唯、決めて置いても早すぎるという事も有りません。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。