業界の問題

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ブログ 終着点の見つけ方

業界の問題

2021/10/06

未だに続く業界都合

良いも悪いも慣習

今回言う業界とは、終活に係わる業界で、私たちが思った不思議な事、理不尽な事について考えてみようと思います。先日ある墓苑に行きました。お墓終いの依頼を受けて場所探しからする必要が有ったからです。管理されて居たのは、故人様で本人もほとんど行ってなかった様です。親族もほとんど記憶が無い状態で、薄い手掛かりからやっと墓苑にたどり着きました。

管理事務所に行って詳しいことを聞こうと思うと「その宗派はうちは関係ない、○○石材さんに聞いて」と言われました。石材屋さんは休みでは無いのですが誰も居ません。後日、再訪問をして事なきを得ましたが、墓苑の管理事務所が墓苑を管理していないとはどういう事なのでしょうか、広大な敷地に管理事務所を探すのも大変なのに、探した管理事務所が管理していないとは。全く意味が解りません。昔からそうなのかも知れませんが、参拝者の利便性を考えれば全体は管理事務所が管理するべきかと思います。昔からそうで在っても、これだけ墓終いが進み、空き地が多くなっているのに、より便利に、業界を盛り上げるとは考えないのでしょうね。

介護の現場の人出不足は解消されて居ません。知り合いの介護福祉士が嘆きます。夜間の人手が全く足らないそうです。確かに仕事の量の割には介護の現場はお給料が安いと思います。(あくまで聞いた話ですが)

やめる人が絶えません、事業所も苦しいと聞きます。それでもハード面(箱もの)はたくさん建っています。

あくまでも個人的感想ですが、介護業界には何かお葬儀業界のにおいがします。

人は何とでも成る、やめれば求人をすれば良い。と、言う雰囲気を感じてしまいます。本当に個人的感想です、求人が多いのは人が足らないからでしょう、なのに基本の部分で給料は似たり寄ったりです、良い人材が欲しいなら人手が足らないのなら、少しでも高い給料で人を引っ張るのが普通かと思いますが、介護の世界ではその様な事は聞いたことが有りません。確かに、事業所も経営は苦しいのでしょう。施設の閉鎖も聞くようになりました。

もう少し介護にお金を回さないと本当に大変な事に成ります。コロナで色々なところに助成金は出て居ます。事業者に助成金は出ても、現場で働く者にはダイレクトに助成金が下りる事は有りません。施設でのお世話も、病院の送迎も、目に見えないウイルスに注意をしなければ成りません。高齢者で持病がある様な人を、通院させるのは普段の何倍も気を使います。

又、自身も気を付けて於かないと、知らないうちに感染して、施設でクラスターが発生したら責任問題に成ります。本当に気を使って仕事をしなければ成らないのに、現場で働く人間には給付金は有りません。人が居ない事で、労力は増えて、気は今までの何倍も使わなければ成りません。

終活、それに携わる業界は幾つも有ります。本当は元気でなければ成らないのに、今回書いたお墓関係も、介護関係も、疲弊して居ます。東京の方で311億円助成金が出て、そのうち100億円以上有価証券でお金儲けをしていた団体が有ります。本当に必要なところに回らず、テレビで上から目線で自粛を呼びかける人にお金が回る、政治が悪いでは納得が行きません。

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