遺品整理というものは

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終着点の見つけ方 遺品整理とは

2022/01/18

それは遺品ですか、ゴミですか

大切な生前整理

今年に入って、3件遺品整理の見積もりが来ています。遺品整理と言っても本当は3件とも生前整理です。20年以上も前に入院してそのまま施設に入った方が居ます。一軒家ですが時は止まっています。

ブラウン管テレビに、ステレオも所謂コンポーネントタイプの前の本当のステレオが有ったり,冷蔵庫も2枚ドアで昔なら かなり大型の冷蔵庫だったと思います。

実際の依頼はお身内さんで本人はもう解っては居ないそうです。もう一つの案件は近いうちに施設の入居が決まっていて、将来のことを考えたら家は売った方がよいだろうとの判断で、整理の依頼を受けました。

もう1件もそうですが皆さん独居です、しかし廃棄しなければならない荷物はどう考えても一人の人間の物とは思えません。食器類、何人家族ですかと思う量が有ります、衣服類、どう見ても何年も袖は通してないだろうなと思う服が有ります。それでもハンガーにちゃんと吊るして有るところを見るときっと又、いつかは着れると思うのでしょう。

当然捨てるのには費用が発生します。

しかし、殆どが日常生活ごみとして処分が出来るものがほとんどです。終活のひとつとしてよく出てくる言葉、遺品整理。特別な事は何も有りません。生前整理だと考えれば、普通のごみ捨てだと考えれば、遺品整理などと改まって考える必要はないのです。

2年着なかった服はもう着ません、食器も一人分で充分なんです、家に誰かが来て食事をする事より、きっと外で済ますことが多いでしょう。

手提げかばんも、きっと日常生活では、手は空けておきたい、リュックで足りるでしょう。一つあれば事足ります。

物を捨てるのは勿体ないと思います、しかし貴方にとって大切な物も、他人にはほとんどが必要な物は有りません(個人の経験則です)ゴミです、処分には費用が発生します。

今回の物件で70万から100万の見積もりに成りそうな案件が有ります。しかし、日常生活で処分していたなら50万も掛からないでしょう。

その費用をだれが負担するのか、負担しなければならないか。そう考えた時生きているうちから処分(生前整理)する事は大切な問題に成ります。

生きているうちに身の回りを整理する、それも立派な終活です。

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