身元保証 だれも知らない

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ブログ 終着点の見つけ方

身元保証 だれも知らない

2023/10/26

現実はここまで来ています

都会の孤独

神戸のあるあんすこから相談が有りました。独居の男性でどうも金銭管理を含めて生活が出来て居ない男性が居るから同行して貰いたい。

話を聞くとあんすこの方も社会福祉協議会から来た話で、詳しい事は把握していません。

家に訪問すると、電気、ガスは止まって居ました。食べ物も有りません、有るのは酒類だけでそれを飲んで居た様です。お金が無い訳では無いのですが、本来真面目で、きっちりした性格が災いしたようです。どういう訳か年金が入る口座に水道代だけが引かれて、電気、ガス、電話は専用の口座を作って居た様で、それで止まってしまった様です。水道が止まらなかったのは不幸中の幸いです。冷蔵庫の腐敗状態から1,2日では無いようです。どうしてこうなったか、本人は把握していません。何が有ったかも良く解って居ないようです。話も通じる時と、不可解な時とまちまちです。状態から言えば後見も必要かも知れません。

本人は介護認定を受けて居ません、多分どうする事も出来なかったと思われます。どうして良いか、どこに相談すればよいかも解らなかったと思います。保険証も介護保険しか有りませんでした。

何処の病院に行っていたかは解りました、先ず保険を作り直して、病院に行き介護認定を受ける事が一番かと考えて今動いています。少なくとも介護1は下りると思います。週に数回ヘルパーさんが入る事で生活は大幅に改善できると考えて居ます。

別件でがんで余命1年と言われた男性が相談に来ました。覚悟はできて居る様です、ただどうすれば良いか悩んで居られる様です。

 

和讃の会は間もなく10年を迎えます、それなりの経験はしていますし、ノウハウも有ります。日本と言う国は捨てたもんでは有りません、方法はいくらでも有ります、現在有るサービスを使ってどうにか成る事は多く有ります。ただ、そこには保証と言う問題が出てきます。それをクリア出来れば、終活問題でかなりの事は解決できると考えます。

今日の事です、過去の話では有りません。神戸と言う大都市の話です、多くの人の中でこう言った状況の人は増えて居るのでしょう。貧困世帯を救済する、7万円給付するとか、4万円所得税減税するとか、議論はそちらに行っていますが、7万円ではどうしようもない現実が今有ります。

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