一人で戦ってはいけない

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一人で戦ってはいけない

2023/12/02

高齢者には難しい社会へ

誰かが居るよ

独居の方が居ます。子供が居て、別々で暮らしていて独居と言う方も、事情が有って一人暮らしをされて居られる方も、同じ独居と成ります。子供が居る世帯では、たまに安否確認も有るでしょう。しかし全くと言ってよいほど世間とかかわりが無い独居の方もかなりの数居ます。

世の中のかかわりがヘルパーさんとケアマネさんだけと言う方も居ます。

或る女性、一軒家に住んで居て、家賃が無いだけに年金だけでなんとか生活は出来ます、しかしエアコンは古く1階のエアコンはもう使えない状態に成って居ます。2階は辛うじて動きますが、消費電力はかなりのもんだと思います。

日々の生活は2階で過ごされて居ますが、下に降りるのに階段はかなり傾斜が厳しいです、私達でさえ手摺を持って上り下りするのにちょっと危機感を覚えます。そこで90歳の女性が一人で暮らしています。どうしても施設は嫌だと言う事で、在宅で頑張って居られますが、何とかしなければとは考えて居ます。取り敢えず階段の手摺を両方の壁に付ける事にしました。

2階で暮らすために、水回りをどうするか、手持ちのお金でどこまで出来るか、業者と悩んでいます。来年の夏にはエアコンは変えたいとは考えて居ます。

94歳男性、前立腺に癌が出来て影響か尿道に管を通しました。バルーンを付けたまんまで、在宅は厳しく成りました。現在入院中ですが、介護の度合いを見てどうするかはケアマネと、病院との相談になります。現在部屋で大好きなテレビを見る事が出来ません。せめて気兼ねなくテレビが見れる環境をと考えて居ますが、バルーンを付けて居れば、受け入れるところは限られてきます。

86歳の男性も前立腺癌が発見されました。現在施設でご夫婦でお住まいですが、手術をするのもリスクが有ります。高齢ですからこのまましておく方が良いだろうとはお医者様の判断ですが、最終決めるのはおふたりです。何が最善か、難しい判断です。どちらに転んでも奥様のサポートが大変かと考えます。

これらはほんの一例で独居の方には、又夫婦だけで子供が居ないと言った場合は、色々問題が有ります。80歳代でDVに悩んで居られる方も居ます、又親族と土地の事で悩んで居られる方も居ます。

どうか一人で悩まずに誰かに話をしてみては如何と考えます。我々に話すだけでも楽に成るでしょう、又、意外な解決策が有ったりします。誰彼と言うのではなく、街にはあんしんすこやかセンターが有ります、社会福祉協議会も有ります、地域包括支援センターも有ります。

一人で考えてはいけない、だからと言って我々がプライバシーに触れてもいけない。相談を受けて、初めて動く事が出来るのです。

 

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